そもそも、ポータブル電源はいらないと思うのですが、、、必要な理由と不要な理由を教えてください。
と言うコメントを頂きました。
この記事を読んでいるあなたは「ポータブル電源はいらない」と思いますか?
このサイトは、ポータブル電源を今まで60台以上利用してきた経験がある筆者がポータブル電源の知識や選び方を詳しく解説しています。
僕は、ポータブル電源は必ずしも必要とは思いません。しかし、ポータブル電源があることで、様々な場面で、より快適で安全に過ごせると考えています。
普段の生活では、ポータブル電源はいらないと思いますが、キャンプや車中泊などのアウトドアでは、ポータブル電源があることで様々な面で便利で安全・快適に過ごせます。
今回は、キャンプ・車中泊・防災・普段使いで「あってよかった点」と「いらない場合」について解説していきます。
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ポータブル電源はいらない?シーン別で考える
2019年から年々、ポータブル電源は様々な性能面で進化してきました。
2022年、筆者にとって、ポータブル電源がある日常が当たり前になっていますが、様々なシーンでどのように活用しているのか?を整理して、紹介していきます。
- キャンプ
- 車中泊
- 防災
- 普段使い
キャンプでポータブル電源はいらない?
ソロキャンプでは「なるべく家電やスマホなどのデバイスを使わず、非日常な体験をする」ことを大切にしています。その為、基本的にはポータブル電源を使わないスタンスで、いらないと考えています。もちろん、人によって意見が変わると思います。
家族(妻と愛犬)でキャンプをする場合は、主に小容量のポータブル電源「BLUETTI EB3A」を活用しています。
- モスキートランタン
- 小型扇風機
- LEDランタン
- 電気毛布
車中泊でポータブル電源はいらない?
年間100日以上、車中泊をしています。軽自動車で車中泊することがほとんどで、車内で火を使いたくないため、小型IHが使える大容量のポータブル電源を車に積んでいます。キャンプとは違い、スマホで周辺情報を調べることが多く、スマホの充電としてもポータブル電源を利用しています。
キャンピングカーのように、元から調理スペースや換気口がある場合は、火を使ってもいいと思います。軽自動車、普通自動車で普段乗りしている車では、車内の高さも低く、換気口もないため、火の利用は控えた方がいいと思います。
実際に、キャンプ用の小さいバーナーを車で利用したことがあるのですが、窓を大きく開けて換気をしながらの調理になるので、プライバシー的に問題もあります。
- モスキートランタン
- LEDランタン
- 小型扇風機
- 電気毛布
- 小型IHクッキングヒーター
- ポータブル冷蔵庫
- スマホ
- ノートパソコン
- ポケットWiFi
筆者は車中泊で日本一周を2回、1ヶ月ほどのバンライフを10回以上行なってきました。
そんな経験から、「車中泊におすすめのポータブル電源」を別記事で解説しています。ご興味ある方、ぜひご参考にしてください。
防災でポータブル電源はいらない?
ポータブル電源があることで、急な停電でも安心して家電が利用できます。万が一、災害が起きて、長時間、電力会社からの電力供給がストップした場合でも、冷蔵庫を動かし続け、食品が痛むのを防ぐことができます。その他に、無停電原電装置(UPS)として、ポータブル電源を利用することで、デスクトップパソコンのデータが破損したり、電化製品が故障するのを防いでくれます。
実際に、ポータブル電源を購入してから、停電を経験したことがありますが、家電が利用できると言う安心感が何よりも、救いでした。
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 炊飯器
- IHクッキングヒーター
- テレビ
- ネットルーター
- 空気清浄機
- デスクトップパソコン
- 水槽のポンプやヒーター
- 乾電池の充電
普段使いでポータブル電源はいらない?
現在は、UPS(無停電電源装置)として、デスクトップパソコンとネットルーターにポータブル電源を利用しています。UPS装置を家庭で利用している方は、ごく稀だと思います。ポータブル電源は、基本的に電源がない場所で電源を確保するための蓄電池ですので、普段、家で利用するメリットはあまりありません。
ポータブル電源の性能の進化により、長寿命化とパススルーで毎日利用しても、約10年利用できます。
そのため、キャンプ・車中泊・防災だけで利用するのではなく、普段から利用することで、長期保管によるバッテリーの劣化や故障のリスクを回避することができます。
長寿命のポータブル電源(リン酸鉄リチウムイオ電池)でパススルー対応の機種を購入した場合は、普段から利用した方が、長期保管の劣化や故障のリスクを回避できて、急な災害・停電に対応できるので、おすすめです。
ポータブル電源があることを前提に考えると逆に危ない!
ポータブル電源は、電源がない環境下でも、電源が確保できるため、小型のスマホなどのデバイスから家庭用家電まで利用が可能です。
実体験ですが、寒さ対策としてポータブル電源と電気毛布の組み合わせは最強ですが、寒い環境では、ポータブル電源の消費電力が大きくなってしまい、想定よりも減りが早くなります。結果、電気毛布が使えなくなり、寒くて眠れなかった経験があります。
ポータブル電源があるからと安心して、キャンプギアや車中泊グッズを揃えてしまうと、最悪の場合、寒さ対策や暑さ対策など何も対策ができなくなってしまいます。
上記の理由から、ポータブル電源が使えない場合も想定して、様々な用途で対策を考え準備することで、安全対策ができます。
ポータブル電源がいるか、いらないではなく、使えない場合を想定して、対策を考え準備する必要があります。
ポータブル電源がもし使えない場合を想定して、キャンプ・車中泊・防災対策を考えて、アイテムを揃えます。
3万円程度のポータブル電源で安くコスパ最強がポイント
ポータブル電源は、大容量化が進み2000Wh以上でほとんどの家電が十分に利用できてしまいます。
大容量ポータブル電源があることで、どんな環境下でも家電を利用できますが、依存しすぎないことが大切だと考えます。
容量300Wh程度のポータブル電源で利用を最低限に済ませることが、逆にあらゆる場面で対策ができて、対応できるようになると考えています。
300Whのポータブル電源で特におすすめの機種をご紹介します。
ポータブル電源がなくても、対応できるように、最小限のポータブル電源にすることがポイントです。
300Wh未満でありながら最大1200W
BLUETTI EB3A ポータブル電源
総合評価|3.5
ブランド | BLUETTI(ブルッティ) |
製品名 | EB3A |
出力 | 600W/電圧シフト1200W |
容量 | 268Wh |
寿命 | 2,500回(80%) |
電池 | リン酸鉄リチウム |
サイズ | 255x180x183mm |
重量 | 4.6kg |
価格 | 34,980円 |
スペック評価 | |
---|---|
出力 | |3 |
容量 | |1.5 |
寿命 | |4 |
安全 | |5 |
サイズ | |4 |
平均点 | 3.5 |
用途別評価 | |
---|---|
日常使い | |2.8 |
防災停電 | |3.4 |
キャンプ | |2.8 |
車中泊 | |3.1 |
合計点(20満点) | 12.1 |
その他 | |
---|---|
単価(円/Wh) 100円以下がお買い得! | 131円 |
生涯容量 Wh×サイクル回数 | 670,000Wh |
節約電気代 1kWh=27円で計算 | 18,090円 |
【総合評価|3.5】
300Wh以下で特におすすめしているポータブル電源です。
「BLUETTI EB3Aの実機レビュー」は別記事にまとめています。
まとめ:ポータブル電源がいらない・不要とは限らない
当然のことですが、ポータブル電源がいらないとは限りません。あることで、様々な場面で快適に過ごすことができます。
ポータブル電源は、大容量化が進んでいて、せっかく購入するなら、大容量で高出力がいいと思うのは当然ですが、その分、価格が高くなります。
まずは、小容量300Wh程度のポータブル電源を実際に使ってみて、ポータブル電源に依存しすぎないことがポイントです。
小容量300Wh程度でおすすめした「BLUETTI EB3A」は、単体でも高性能ですが、中容量や大容量のポータブル電源を購入した場合も使い分けることができるので、最初に購入するポータブル電源として、特におすすめできます。
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