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車中泊におすすめのポータブル電源はどれですか?
こような質問を頻繁にいただくので記事で徹底的に解説していきます。
私は、車中泊にハマり日本一周を2回、そのほか数ヶ月のバンライフ生活をしてきました。今は、車中泊専用のWebサービス「クルマチル旅」の開発をしています。
こんな車中泊オタクの私ですが、ポータブル電源選びに何度も失敗してきました。
せっかくの楽しい車中泊が台無しですよね。
そんな経験を踏ませて、車中泊に最適なポータブル電源はどれか?を研究してきました。
皆さんの車中泊がより楽しくなれば幸いです!
ポータブル電源は熱にとても弱いので、直射日光が当たる場所や温度が上がりやすい車内の上側に置くのは避けましょう。調査結果では、後部座席の足元が最も温度が上がりにくく、ポータブル電源の置き場に最適だと考えています。
「ポータブル電源の車内放置は危険?置き場と対策」について別記事で解説しています。
ポータブル電源の最適な選び方は、信頼できるメーカーで保証やカスタマー対応、コスパも重要ですが、車中泊の場合、どんな使い方をしたいのか?どこに置くのか?を明確にする必要があります。
ポータブル電源を買ったけど、車内の置きたい場所に収まらなかった。なんて声も頂きます。
車中泊は、限られた空間の中で居住性を保ちながら、ポータブル電源や家電、荷物を配置する必要があります。
フルフラットにした車内で寝るスペースの真横にドドンッと大きなポータブル電源を置くのは、圧迫感があり、また動作音や熱を逃すための風が身体にあたったり。
ポータブル電源がうるさかったり、ファンの風が体にあたって気持ち悪くなったこともあります。
車内で最も温度が上がりにくい後部座席の足元に置くことを想定して、メジャーで採寸して行きます。
採寸するのは3つ、横幅、高さ、奥行き。
置く場所には、スノコを敷くことで、下からの熱の影響を受けにくくします。
また積み下ろしする際に、重すぎると腰を痛めたり、うっかり落としてしまうなんてこともあります。
車内で利用する際、延長コードを使うことで、ポータブル電源を動かす必要がなくなります。また、アプリ連携できるポータブル電源だと、本体のボタンを操作しなくて良いのでストレスが減ります。
大容量のポータブル電源を買えば、容量計算をしなくても良いと考える方が多いですが、購入前にどの家電をどの程度使いたいのか?をざっくり計算しておくことで、失敗のリスクを下げることができます。
ポータブル電源のスペック上の容量と実際に利用できる容量は、異なります。
バッテリーを保護する為に、本当の0%まで利用しないように制御されていたり、出力する際に起きる変換ロスなどがあります。
なので、実際に使いたい容量よりも多めの容量表記されているポータブル電源を選ぶことで、「電力が足りない」という失敗が減ります。
目安の計算式ですが、
ポータブル電源の表記容量 × 放電深度(90%)× 変換効率(80%)
容量1000Whの場合、実際に利用できる容量は、720Whという計算になります。
各ポータブル電源によって、放電深度と変換効率が変わります。
例えば、象印沸とう電気ポットは、湯沸かし時430W、保温時17Wです。
定格出力400Wのポータブル電源では、象印の電気ポットでお湯を沸かすことができません。
家電の背面や底面に消費電力が記載されていたり、Amazonなどで同じ基盤の商品ページから出力を知ることができます。
同じ電気ポットでも製品によって様々なので、必ず使いたい家電の出力を調べる必要があります。
車中泊におすすめのミニ家電は、消費電力が小さく、ほとんどのポータブル電源で利用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
私は、車中泊する頻度が多いので、自宅で使っている家電とは別で、車中泊用の家電を買い揃えています。準備の手間が削減できます。
ポータブル電源は、種類が多く性能面の比較が難しい為、選ぶのに苦労します。
私は、過去に60台以上のポータブル電源を使ってきました。購入は40台近く。
失敗談を書き出してみました。
ポータブル電源の中には、高密度のリチウムイオン電池が内蔵されていて、衝撃や水、熱によって熱暴走を起こし、発火や有毒ガスの危険性があります。
そんなリスクのあるポータブル電源が車中泊するときに常に、体の近くにあることを忘れないでください。
とはいえ、全てのポータブル電源が発火や有毒ガスを発生する可能性があるわけではありません。
リチウムイオン電池の種類が重要で、リン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶことで、発火や有毒ガスのリスクをなくすことができます。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、従来の三元系と比べて、バッテリー密度は劣りましが、安全性やサイクル寿命が圧倒的に優れています。
ポータブル電源を選ぶ際、リン酸鉄リチウムイオン電池が搭載されているか?を確認してから購入するようにしましょう。
ポータブル電源で火災が起きる原因と対策については、別記事で解説しています。
気温が高くなる4月頃から暑さ対策、寒くなる10月頃から寒さ対策についての購入相談をたくさん頂きます。
暑さ対策で使いたい家電は、
例えば、ポータブルエアコンのEcoFlow waveは、消費電力300W程度。
車中泊で6時間ほど利用したいと考えた場合、1800Wh以上の容量が必要になります。
ナカトミのポータブルクーラー(スポットクーラー)の消費電力は215W程度。
こちらも6時間の利用を考えると、1290Wh以上の容量が必要になります。
ポータブルクーラーと合わせて充電式のミニ扇風機を2,3個使うことを考えると1000Wh〜2000Wh以上のポータブル電源が理想的です。
続いて、寒さ対策で使いたい家電は、
電気毛布は50Wh程度なので、6時間の利用で300Wh以上の容量が必要になります。
デロンギのセラミックファンヒーターの消費電力は360Wで6時間の利用で2160Wh以上の容量が必要になります。
家電以外で寒さ対策をすることで、ポータブル電源の電力を最小限に抑えることもできます。
私の経験では、年間通して車中泊でポータブル電源を利用するなら、最低1000Wh以上の容量は必要だと考えます。
また、容量の拡張が可能なポータブル電源を買っておくことで、春や秋は最低限に済ませて、夏や冬に近く対策が必要な場合は、拡張バッテリーも買うことで、十分な容量を確保することができます。
車中泊は、百人百様で人によって必要なポータブル電源の容量やスペックが異なります。
ここでは、容量別に利用シーンを想定してご紹介しています。
ソロ車中泊、軽自動車を想定。
暑さ寒さ対策で家電の利用はしない。
ソロ車中泊、軽自動車を想定。
ファミリー車中泊、軽自動車〜ハイエースクラスを想定。
ファミリー車中泊、ハイエース、キャンピングカーを想定。
ファミリー車中泊、キャンピングカーを想定。
私がこれまでの車中泊でどのような使い方をしてきたのか?ざっくり書き出してみました。
ポータブル電源は車内に放置しても大丈夫?
車中泊におすすめのソーラーパネルは?
冬の車中泊でポータブル電源の必要な容量は?
夏の車中泊でポータブル電源の必要な容量は?
DC12Vシガーソケットにインバーターを繋いで、充電しても問題ない?
以上で、「車中泊おすすめのポータブル電源」について解説してきました。
車中泊を快適に楽しむためには、最適なポータブル電源が必須です。
種類が多すぎて難しかったり、注意点などもあるので、慎重に選んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!