ポータブル電源を持ち運ぶなら、軽くてコンパクトな容量300Whクラスがおすすめな ポタブルンです。
ポータブル電源は、年々大型化が進み、容易に持ち運びができるとは言えないレベルまで来ています。
そんな中、BLUETTI EB3Aは、容量296Whで出力600Wの小型のポータブル電源ですが、とても人気機種となり、当サイトでも最も売れているおすすめのポータブル電源となりました。
キャンプや車中泊で持ち運びしやすいポータブル電源を探している方にBLUETTI EB3Aを半年以上使ったレビューを含め、徹底的に解説していきます。どんな家電がどのくらい使えるのか?も検証しています。
ポータブル電源は容量がある程度あってこそと思われるかもしれませんが、容量296Whでもさまざまな活用方法があり、実際に筆者は、自宅でもアウトドアでも常に利用しているポータブル電源が「BLUETTI EB3A」です。
300Wh以下のクラスで最もおすすめしているポータブル電源です。ポタブルンでも小容量でメインで使っているのはBLUETTI EB3Aです。
筆者は、BLUETTI EB3AでIHクッキングヒーターを使って一品料理を作って楽しんでいます。
BLUETTI EB3Aは、小型でありながら、IHクッキングヒーターも動かすことができる為、車中泊の車内で火を使いたくない時でも安心です。
本記事では、BLUETTI EB3Aの実機を使いながら、どれくらい使えるのか?の検証も細かく行っています。
- 30分で0~80%まで高速充電
- パススルー・UPS機能付き
- アプリ連携で遠隔操作・設定可能
- 電圧シフトで1200Wまで利用可能
- 容量が少ない
- 電圧シフトを利用する際、通常より利用時間が長くなる
※実機を使って計測しています。
- 電気毛布
- 電気毛布(中):5時間36分
- 電気毛布の消費電力:40W
- 電気ケトル
- 1回お湯沸かし:33%消費
- バルミューダ:定格1200W
- トースター
- 1回:97Wh消費
- 炊飯器
- ご飯3合:184Wh消費
ポータブル電源の独自評価基準について
当サイト「ポタブルン」では、実機レビュー以外にも、性能スペック(容量、出力、電池種類、サイクル寿命、サイズ)の5つの評価基準を元に5段階で評価しています。
実機レビューでは、個人的な意見を入れて、独自評価では、一覧で性能比較ができるようにしています。
ポータブル電源を比較する項目は、とても多く主観的な意見にならないよう。各性能ごとに評価軸を設定し、5段階評価で結果を出しています。また、表記されている容量と実際に利用できる容量は異なります。そのような計算もして、60台以上のポータブル電源の評価をデータ化しています。
5つの評価基準(出力・容量・安全性・寿命・サイズ)で評価をし、評価が平均3.5以上のポータブル電源をおすすめしています。(評価一覧シート)掲載数(93台)
\ 随時、更新しています /
BLUETTI について
|BLUETTI(ブルッティ)
BLUETTIは、MAXOAKが製造・販売するポータブル電源のブランドです。中国の深圳を拠点にしています。
ブランド | BLUETTI JAPAN株式会社 パワーオークグループ会社 |
公式サイト | bluetti.jp |
メール | bluetti@bluetti.com |
受付時間 | 09:30~17:30(土曜・日曜・祝日を除く) |
MAXOAKは、2009年に深圳で設立され、クリーンエネルギーを動力源とする電力貯蔵および発電装置の研究と開発、事業内容は、主に電池、スマートデバイス、エネルギー貯蔵製品、B2B、B2Cの技術開発、販売、国内貿易、輸出入事業です。
MAXOAKは、生産設備を所有していて独自で研究から開発までしている信頼できる企業です。ポータブル電源のOEMメーカーとして各ブランドから受託を受けて製造もしています。
BLUETTI 評判について
BLUETTIは、日本法人「BLUETTI JAPAN」もあり、日本でもポータブル電源のトップメーカーの一員です。
実際に、筆者が運営しているYouTubeチャンネル「ポタブルン」によく頂くコメントは「問い合わせメールの返信が遅い。」とのことです。
実際に、お問合せしてみましたが、返信が数日来ないことも多々ありました。
実際に、BLUETTIに問い合わせをしてみたところ、日本法人の人員が不足している為、返信が遅くなってしまうとのことでした。現在、BLUETTI側としては、サポートの改善・強化を考えているとのことです。
また、過去に電圧110Vのポータブル電源もBLUETTIで販売されていましたが、現在は改善されて全て100Vです。
BLUETTIのポータブル電源を複数利用していますが、製品の性能自体には問題はなく、サポートの改善を今後に期待しています。
BLUETTI EB3A ポータブル電源の性能スペック
総合評価|3.5
ブランド | BLUETTI(ブルッティ) |
製品名 | EB3A |
出力 | 600W/電圧シフト1200W |
容量 | 268Wh |
寿命 | 2,500回(80%) |
電池 | リン酸鉄リチウム |
サイズ | 255x180x183mm |
重量 | 4.6kg |
価格 | 34,980円 |
※スペック評価は、当サイトで独自に作った評価軸「ポータブル電源評価シート」を元に、5段階評価をしています。
スペック評価 | |
---|---|
出力 | |3 |
容量 | |1.5 |
寿命 | |4 |
安全 | |5 |
サイズ | |4 |
平均点 | 3.5 |
用途別評価 | |
---|---|
日常使い | |2.8 |
防災停電 | |3.4 |
キャンプ | |2.8 |
車中泊 | |3.1 |
合計点(20満点) | 12.1 |
その他 | |
---|---|
単価(円/Wh) 100円以下がお買い得! | 131円 |
生涯容量 Wh×サイクル回数 | 670,000Wh |
節約電気代 1kWh=27円で計算 | 18,090円 |
\公式サイトからの購入でメーカーを応援/
300Wh以下で最もおすすめなポータブル電源
付属品
- BLUETTI EB3A本体
- 充電ACコード
- 取扱説明書
- 保証書
※ソーラー充電用コードは、別売り
取扱説明書
|BLUETTI EB3Aの取扱説明書は、ウェブ上でも閲覧できます。
BLUETTI EB3A 取扱説明書をみる
取扱説明書、昔に比べてかなり見やすくなりました。
BLUETTI EB3A 特徴機能を紹介
コンパクトで軽い
サイズ | 255×180×183mm |
重量 | 4.6kg |
「BLUETTI EB3A」は、重量4.6kgで女性や子供でも持ち運びしやすい重さとサイズ感です。
妻に持ってもらいましたが、全然持てる!って言ってました。
電力シフトで600Wから1200Wまで
通常 | 600W |
電圧シフト(設定) | 1200W |
このサイズでお湯沸かせるのは、ありがたい!
充電30分で80%
▼ | 高速モード入力値:430W |
30分 | 80%まで |
1時間 | 100%まで |
▼ 標準モード | 入力値:268Wh |
2時間 | 100%まで |
「BLUETTI EB3A」は、わずか30分で80%。1時間でフル充電ができます。
充電モードは、高速モード/通常モード/静音モードがあり。用途に合わせて充電方法を選ぶことができます。
近年流行りの急速充電は、ポータブル電源の内蔵バッテリーへ負荷が大きいため、劣化を早めてしまいます。
その為、普段は、通常モードや静音モードでゆっくり充電をおすすめです。
充電は早ければいい!という訳ではないので、通常モードで利用しましょう。
パススルー・UPS(無停電中容量)付き
パススルーとは、ACコンセントからポータブル電源のバッテリーを介さずに、直接、家電に給電する仕組みです。
またUPSは、急な停電でACコンセントから電力供給がストップした際、瞬時にポータブル電源の内蔵バッテリーからの給電に切り替える仕組みです。
「BLUETTI EB3A」は、パススルーとUPS機能を搭載している為、停電や雷などから家電を守るだけでなく、急に家電がストップするのを防いでくれます。
- 水槽のポンプやヒーター
- デスクトップパソコン
- ネットルーター
- ゲーム機
データ破損や、電力ストップして欲しくない家電へUPSとして接続するだけ。
USB Type-C PD100W
PD100Wがあると、MacBookへの急速充電などができます。通常MacBook充電は、大きいACアダプターが必要なのですが、PD100Wがあると、アダプタ要らずでスマートに充電できます。
アプリで連携・設定・アップデート
BLUETTIアプリは、Bluetoothで接続が可能な為、ネット環境がなくても設定や遠隔操作可能です。
Bluetooth接続なので、驚くほど速く接続ができました
フォームウェアアップデートの際は、ネット接続(スマホ側)が必要です。
ブランドによっては、ネット接続しないとアプリ連携すら、できない場合があります
ワイヤレス充電
iPhoneやイヤフォンなどワイヤレス充電に対応しているデバイスをコードレスで最大15Wで充電できます。
「BLUETTI EB3A」の上面に置くだけで、サクッと充電できるのは、とても便利ですね。
BLUETTI EB3Aの残念なところ
- 電圧シフトを利用する際、家電のパワーが落ちる
- 電圧シフトを利用する際、容量不足になりがち
冒頭のデメリットでも挙げた「電圧シフトで家電を利用する際、通常よりも利用時間が長くなる」について、解説します。
電圧シフトは、利用する家電の電圧を下げて、本来よりもパワーを下げて利用できるようにしています。
例えば、電気ケトルを使って、お湯を沸かす場合、通常よりもお湯を沸かす時間が長くなります。
電子レンジも温まりにく苦なります。ドライヤーのパワーも落ちます。
また、電圧シフトを利用して高出力家電を利用する場合、容量不足になりがち。
「BLUETTI EB3A」の容量は268Whです。電気ケトルの検証をしましたが、0.6Lのお湯を沸かすのに33%も消費しました。
そもそも、300Wh以下のポータブル電源で、1000W以上の電化製品が利用できる機種は「BLUETTI EB3A」と「EcoFlow RIVER」の二機種だけです。
とても素晴らしい機能ですが、あくまで、付加価値として考えてください。
電圧シフト機能に頼る使い方は、容量不足になる為、注意してください。
|筆者は、電圧シフト機能をよく使いますが、ソーラー充電を頻繁にする為、常に充電ができる環境・仕組みにしています。BLUETTI EB3Aは、ソーラー充電性能が200Wととても優れる為、合わせて購入がおすすめです。
BLUETTI EB3Aのサイズと持ち運び
安全性が高いリン酸鉄リチウムイオン電池で安心
ポータブル電源に内蔵されているリチウムイオン電池で一般的なのは「三元系」と「リン酸鉄系」の二つです。
下記の画像は「ポータブル電源で火災が起きる原因と対策を解説!注意喚起」の記事で解説している、三元系とリン酸鉄系の安全性の違いについての画像です。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、発煙のみで、発火や有毒ガスの発生がありません。
ポータブル電源は、室内や車内などの密閉空間で利用することもある為、リン酸鉄系を選ぶことで、最悪のリスクを回避することができます。
BLUETTIは、「リン酸鉄トレンド」になる前から、ほとんどの機種でリン酸鉄を採用しています。
メーカーとして利益だけでなく、利用者の安全をしっかりと考えられている信頼できるメーカーです。
中華系だから信頼できない!という声もよく頂きますが、ポータブル電源はほとんど中国で製造されています。販売店が日本法人だからと、日本製とは限りません。その点、グローバルで実績あるBLUETTIは、信頼できます。
サイクル2500回
サイクル寿命2500回(80%+)です。毎日1回の充放電で6.8年利用できます。
パススルーの為、使い方によっては、更に長く利用可能です。
このサイズで、リン酸鉄で2500回、更にパススルーは、とても高性能ですね。
BMS(バッテリーマネジメントシステム)で保護機能も信頼できる
「BLUETTI EB3A」には、BMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載している為、さまざまな保護機能が自動で作動してくれます。
- 高温保護
- 過電圧保護
- 低電圧保護
- 放電低温保護
- 過電流保護
- 過負荷保護
- ショート保護
- 充電過電圧保護
BLUETTIの製造メーカー「MAXOAK社」は、蓄電池関連技術が世界トップレベルであり、発明特許、実用新案、ソフトウェア著作権などを多数保有しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池と合わせて、BMSも優れています。
BLUETTIのポータブル電源は、消費者庁の事故報告データバンクシステムで見つかりません。
関連記事:ポータブル電源の発火・火災事故について
ポータブル電源で火災が起きる原因と対策を解説!注意喚起
実機レビュー:充電速度を検証
AC充電 | 100V:最大430W |
ソーラー充電 | 12V-28V:最大200W |
カー充電 | 12V/24V |
AC充電
AC充電時間を実際に検証しました。今回は「標準モード」です。
ポータブル電源の高速充電は、バッテリーへ負荷が大きくなる為、筆者は設定できる機種では、充電速度を下げてゆっくり充電しています。
標準モード | 入力:263W~268W |
0~80% | 時間:1時間38分 |
0~100% | 時間:1時間57分 |
標準モードでの充電も十分早いですね!時々、ファンが回ります。
ソーラーパネル充電
「BLUETTI EB3A」のソーラーパネル充電性能は、最大200Wです。
今回の検証では、100Wソーラーパネルを使用しています。
検証日時: | 入力:W |
0~80% | 時間:– |
0~100% | 時間:– |
カー充電
「BLUETTI EB3A」のカー充電は、12V,24Vの両車対応で3~4時間で充電ができます。
実機レビュー:家電検証
「BLUETTI EB3A」の家電製品の検証結果一覧です。
家電 | 消費電力 | 起動電力 | 利用時間 |
---|---|---|---|
iPhone 8 | 6.98Wh | 6.98Wh | 32.6回 |
iPhone 13 | 12.41Wh | 12.41Wh | 18.3回 |
スマホ | 15W | 15W | 15.1回 |
ノートPC | 25W | 25W | 9.1回 |
扇風機 | 35W | 50W | 6.5時間 |
小型冷蔵庫 | 60W | 240W | 3.8時間 |
液晶テレビ/32V | 140W | 140W | 1.6時間 |
小型クーラー | 200W | 800W | 1.1時間 |
ミキサー | 220W | 260W | 1.0時間 |
家庭用冷蔵庫 | 260W | 1000W | 0.9時間 |
小型ポット | 450W | 450W | 0.5時間 |
IH炊飯器(3合炊き) | 700W | 700W | 0.3時間 |
ハロゲンヒーター | 800W | 800W | 0.3時間 |
電気丸ノコ | 1000W | 1500W | 利用不可 |
ホットプレート | 1300W | 1300W | 利用不可 |
電子レンジ | 1100W | 1450W | 利用不可 |
ドライヤー | 1200W | 1500W | 利用不可 |
エアコン/12畳用 | 1200W | 2000W | 利用不可 |
出力項目 | 出力詳細 | 口数 |
---|---|---|
AC | 100V,600W(サージ1200W) | 2口 |
DC 5521 | 12V/10A | 2口 |
シガーソケット | 12V/10A | 1口 |
USB-A | 5V/3A | 2口 |
USB-C | PD100W | 1口 |
ワイヤレス充電 | 15W | 1口 |
電気毛布
IHクッキングヒーター
電力シフトをオフの状態で、小型IHクッキングヒーターの強さ4(500W程度)でお湯を沸かすテストを行いました。
電力シフトを使った電気ケトルよりも、速く消費電力が少なくお湯を沸かすことができました。
やはり、電圧シフトはパワーが落ちるので、通常定格600W内で家電を使うのが、賢く、最適な使い方です。
実際に利用しているIHクッキングヒーター
|IHクッキングヒーターは別記事で解説しています。
ポータブル電源で使えるIHクッキングヒーター!車中泊でもおすすめ3選【失敗談あり】
電気ケトル
電気ケトル | バルミューダ |
消費電力 | 1200W |
電力シフト | 1200Wまで可能 |
スタート残量 | 46% |
湯沸かし後の残量 | 13% |
結果 | 33%使用 |
電圧シフトをオンにして電気ケトルで0.6Lお湯を沸かすテストをしました。
IHクッキングヒーターを使って、湯を沸かした方が消費電力を抑えて速くできます。
MacBook ProをUSB-Cで充電
USB-C PD100W搭載している為、MacBook Proなどのノートパソコンをスマートに充電できます。
普段は、大きいACアダプターにコードを繋いで充電しているので、アダプターいらずでいいですね。
ノートパソコンは、毎日使っているので、アダプター不要はストレスフリーですね。
USB-Aの出力を確認
USB-Aは、2口で合計15W、1口7.5Wとなります。
実際に計測した結果、合っていますね。
容量268Whの実際に利用できる容量結果
ポータブル電源は、実際に表記されている容量を全て利用することはできません。
変換ロスや放電深度(DOD)により、実際に利用できる容量は、75%~90%程度です。
また、利用環境・温度によって変わります。
テスト項目 | 容量 | ロス |
---|---|---|
DC | 210Wh | 78% |
AC | 230Wh | 86% |
ロスは悪くない数値ですね。ACは86%で優秀です。
実機レビュー:BLUETTI アプリと接続
BLUETTI アプリで出来ること
- 本体の電源を切る
- 電力の入力出力をモニタリング
- AC・DC出力のオンオフ
- AC充電のモード変更(標準/高速/静音)
- ECOモードの数値設定
- LEDライトのオンオフ
バージョンアップデート
BLUETTIのアプリと連携することで、フォームウェアのアップデートができます。
スマホと同じように、内部システムの最適化・向上をしてくれます。
買った後でも、内部システムを最新にバージョンアップできるのはいいですね。
口コミ:利用者から頂いたレビュー
※口コミは、ポタブルンの「ポータブル電源口コミ」フォームやYouTubeのコメントに集まった口コミを表示しています。
良い口コミ
|男性(UPS)|(4)
小型UPSとして購入しました。普段は、デスクトップパソコンのUPSとして利用しています。また出先でノートパソコンやスマホ、ポケットWiFiの充電に利用しています。300Wh未満のポータブル電源で特におすすめできる機種だと思います。
|男性(車中泊)|(4)
リン酸鉄リチウムイオン電池、UPS機能、小型、充電時間の速さが購入の決め手でした。充電ケーブルにアダプターがついていないため、とてもスッキリしています。小型の特徴ですが、小さい出力でもファンが回ります。トータル的にみて、購入してよかった製品です。
悪い口コミ
|女性(キャンプ)|(3)
ベージュカラーが可愛く購入しました。電圧シフト機能を使ってIHクッキングヒーターが動いたので感動しました。しかし、容量が少ない為、鍋料理など時間がかかる調理はできない。時短料理やお湯を沸かす程度が利用的な使い方かな。容量が増えたら、最高です。
比較:BLUETTI EB3Aと性能スペックが違いポータブル電源
項目 | BLUETTI EB3A | Anker 521 | RIVER mini | Jackery 240 |
---|---|---|---|---|
出力電圧 | 100V | 110V | 100V | 100V |
出力 | 600W | 200W | 300W | 200W |
電圧シフト | 1200W | 600W | ||
容量 | 268Wh | 256Wh | 210Wh | 240Wh |
サイクル寿命 | 2500回 | 3000回 | 500回 | 500回 |
電池種類 | リン酸鉄 | リン酸鉄 | 三元系 | 三元系 |
サイズ | 255×180×183mm | 216x211x144mm | 255×180×183mm | 230×133×167mm |
重量 | 4.6kg | 3.7kg | 2.8kg | 3.1kg |
定価 | 34,980円 | 24,800円 | 38,500円 | 19,800円 |
費用対容量 | 131円 | 97円 | 126円 | 82円 |
アプリ接続 | ||||
UPS | ||||
AC充電 | 1h | 4h | 1.5h | 5.5h |
ソーラー入力 | 200W | 65W | 100W | 60W |
独自評価 | (3.5) | (3.5) | (2.8) | (2.7) |
Anker 521 Portable Power Station
項目 | BLUETTI EB3A | Anker 521 |
---|---|---|
出力電圧 | 100V | 110V |
出力 | 600W | 200W |
電圧シフト | 1200W | |
容量 | 268Wh | 256Wh |
サイクル寿命 | 2500回 | 3000回 |
電池種類 | リン酸鉄 | リン酸鉄 |
サイズ | 255×180×183mm | 216x211x144mm |
重量 | 4.6kg | 3.7kg |
定価 | 34,980円 | 24,800円 |
費用対容量 | 131円 | 97円 |
アプリ接続 | ||
UPS | ||
AC充電 | 1h | 4h |
ソーラー入力 | 200W | 65W |
独自評価 | (3.5) | (3.5) |
Anker 521と比較すると、BLUETTI EB3Aの方が優れる項目が多い結果となりました。
出力差が大きい為、200W以上の家電を利用した場合は、BLUETTI EB3A。200W未満で安く済ませたい場合は、1万円ほど安いAnker 521。
Ankerはアプリが無い為、細かな設定ができません。当然、充電速度の変更やスリープタイム設定なども。
複雑な設定がなく小型で出力が小さいAnker 521もパススルー・UPS搭載している為、とても優れているポータブル電源であることは間違いない。
サイズや重量では、Anker 521の方が優れていますが、固定ハンドルが上部に突き出ている為、収納がしにくく、上に物を置くことができません。
Anker 521も素晴らしいですが、総合的に比較して、BLUETTI EB3Aが優れています。
EcoFlow RIVER mini
項目 | BLUETTI EB3A | RIVER mini |
---|---|---|
出力電圧 | 100V | 100V |
出力 | 600W | 300W |
電圧シフト | 1200W | 600W |
容量 | 268Wh | 210Wh |
サイクル寿命 | 2500回 | 500回 |
電池種類 | リン酸鉄 | 三元系 |
サイズ | 255×180×183mm | 249×140×133mm |
重量 | 4.6kg | 2.8kg |
定価 | 34,980円 | 19,900円 |
費用対容量 | 131円 | 126円 |
アプリ接続 | ||
UPS | ||
AC充電 | 1h | 1.5h |
ソーラー入力 | 200W | 100W |
独自評価 | (3.5) | (2.8) |
EcoFlow RIVER miniと比較すると、BLUETTI EB3Aの方が優れる項目が多い結果となりました。
価格差が大きい為、比較が難しいですが、特に重要な点は、電池の種類です。EcoFlow RIVER miniは、三元系です。サイクル寿命は500回とBLUETTI EB3Aの1/5ほど。
三元系のポータブル電源でもBMSなど保護機能がしっかりと動作していれば問題ありませんが、ポータブルに利用する以上、いつ壊れるか分からない為、最悪の事態を考えて、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載している機種を選ぶことが賢いです。
当サイトでも、おすすめする以上、購入者の安全を第一に考えて、提案しています。
リチウムイオン電池搭載のポータブル電源の事故報告は、消費者庁のデータバンクのサイトから検索ができますが、製品名が分からない事故が多いため、実際にどの機種で起きているか分かりませんが、三元系の事故がほとんどです。
Jackery 240
項目 | BLUETTI EB3A | Jackery 240 |
---|---|---|
出力電圧 | 100V | 100V |
出力 | 600W | 200W |
電圧シフト | 1200W | |
容量 | 268Wh | 240Wh |
サイクル寿命 | 2500回 | 500回 |
電池種類 | リン酸鉄 | 三元系 |
サイズ | 255×180×183mm | 230×133×167mm |
重量 | 4.6kg | 3.1kg |
定価 | 34,980円 | 19,800円 |
費用対容量 | 131円 | 82円 |
アプリ接続 | ||
UPS | ||
AC充電 | 1h | 5.5h |
ソーラー入力 | 200W | 60W |
独自評価 | (3.5) | (2.7) |
Jackery 240と比較して、BLUETTI EB3Aの方が優れる項目が多い結果となりました。
こちらも「EcoFlow RIVER mini」同様、価格差が大きく、三元系の為、比較が難しいです。
どうしてもJackeryが良い。2万円以下で購入したい!という場合を除いて、BLUETTI EB3Aをおすすめします。
Jackeryも素晴らしいブランドですが、三元系のポータブル電源しかないのが、残念な点です。今後、リン酸鉄を搭載してくれるのを願っています。
よくある質問
まとめ:BLUETTI EB3Aは、一家に一台あっていい
以上で「BLUETTI EB3A をレビュー!コンパクトでパワフルな高性能なポータブル電源」を解説してきました。
筆者は、今まで40代以上のポータブル電源を使ってきて、メインで使っているポータブル電源は「BLUETTI EB3A」と「EENOUR P2001」です。
特に「BLUETTI EB3A」は、小型コンパクトなので、気軽に持ち運びができて、また電圧シフトで短時間でも高出力家電が使える為、さまざまな環境で役に立ちます。
最適なセットは、200Wのソーラーパネルを購入することで、容量不足をカバーできます。
ポータブル電源は、いかに電源がない環境で充電をできるか?なので、容量が多くても充電ができなければ利用できません。容量が少なくても、ソーラー充電性能が優れれば、エネルギーを生み出し使うサイクルができます。