【2023年】ポータブル電源のおすすめ比較!販売台数214台のデータから見る人気な性能、メーカー、ランキング
本記事では、2022年5月〜7月のポータブル電源の販売データを元に、容量・出力・ブランドで比較をしています。また、人気機種10選も紹介しています。
- ポータブル電源の選び方が分からない。容量や出力でどのクラスが人気なのか比較してほしい。
- 実際の販売データを見て、信頼できるデータで比較してほしい。
ポータブル電源の比較をするために、販売データを集めました。

今回は、ポタブルンのYouTubeやブログから直近3ヶ月間で売れたポータブル電源合計214台のデータを元に、どの容量・出力・ブランドが人気なのか?を比較していき、特に売れた10機種も紹介していきます。
法人様への販売台数は、カウントしていません。
また、ポタブルンのポリシーで「視聴者ファーストでPR案件を受けず、正しく比較する」を徹底していますので、当然PRなどのコンテンツはありません。
Googleスプレットシートで販売台数を元にしたリン酸鉄と三元系別でランキングにしています。各ポータブル電源の販売台数は、黒く塗りつぶし見えなくしています。もし知りたい方がいれば、個別でLINEやYouTubeのコメントを頂ければ、お伝えさせて頂きます。
ポータブル電源の比較する項目・性能について

では目次です。
- 三元系とリン酸鉄系の比較
- 容量ごとの比較
- 出力ごとの比較
- ブランドごとの比較
- 特に売れた10選
ポータブル電源の比較|三元系とリン酸鉄どちらが人気か?

では、まずは、電池の比率を見ていきます。
販売台数214台の内、リン酸鉄は166台、三元系は、48台となりました。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、78%。三元系リチウムイオン電池は、22%
ポタブルンでは、安全性が高くサイクル数に優れるリン酸鉄リチウムイオン電池を推奨している為、とても嬉しい結果となりました。
リン酸鉄でも、粗悪品があるので、購入前に販売元の信頼性含め、調べる必要はあります。
ポータブル電源の比較|容量(Wh)はどのクラスが人気?

続いて、容量別で見ていきます。
容量は、5つのクラスに分けています。299Wh以下の最小容量、599Wh以下の小容量、999Wh以下の中容量、1999Wh以下の大容量、2000Wh以上の超大容量です。
299Wh以下の最小容量が最も人気でしたが、大容量クラス以外では、大きな差がありませんでした。
容量1000Whクラスが売れない理由

容量で特に人気がなかった1000Whクラスの大容量は、なぜ売れないのか?データと購入相談を元に考えてみました。
容量1000Whクラスは、定格出力も1000Wも超える機種が多く高出力の家電を利用できるようになります。その場合、容量不足になってしまい、十分に家電を動かせないなどの問題が出てきます。
そのため、十分に高出力家電が利用できる容量2000Wh以上の超大容量クラスを選ぶ方が多かったです。
ポータブル電源の比較|出力(W)はどのクラスが人気か?

続いて、出力別で見ていきます。出力も、5つのクラスに分けています。
特に人気の出力は、600W~999Wの中出力クラスと、2000W以上の超高出力クラスでした。
中出力クラスは、サイズや性能のバランスがとてもよく、最初の一台に購入する方が多いです。2000Wクラスは、2台目の購入や、防災の利用の購入相談が多かったです。
中出力と超高出力クラスが売れる理由

では、人気な出力クラス2つをそれぞれ、どのような用途で購入する方が多いのか?をデータと購入相談から考察していきます。
中出力クラスは、購入相談で特に、多く購入されているクラスです。何を買っていいのか分からない方が最初の一台として購入するポータブル電源に最適です。
中出力クラスは、ポータブル性を保ちつつ、男女問わず、どなたでも最低限、利用ができるサイズ。また、様々な電化製品が利用でき、小型家電やデバイスなどの複数同時利用もできる。高出力家電が利用できない為、容量不足になりにくいです。
続いて、超高出力2000W以上のクラスです。
超高出力クラスは、過去にポータブル電源を購入した経験があり、置いてガッツリ利用したい、リン酸鉄系に買い替えたい、防災の備えとして、家庭用家電が利用できる機種を探している方の購入が多かったです。
ポータブル電源の比較|ブランド・メーカーはどこが人気か?

続いて、ブランドを見ていきます。
全てのブランドを記載すると、見にくくなってしまう為、上位10位まで記載しています。
圧倒的に人気なのは、BLUETTIです。続いて、Anker、次にEcoFlowです。
その他、HAANEW、EENOUR、OUKITEL、Jackery、GOLABS(ゴーラブス)、BigBlue、GRECELLです。
BLUETTI・Anker・EcoFlowがなぜ比較して優れるのか?

上位3つのブランドが選べれる理由を考察しました。
まずBLUETTIは、ポータブル電源のメーカーとしての実績があり、豊富なフィードバックがあり、ユーザーニーズを満たした多種多様な製品の提案が上手です。また、製品開発・改善のスピードが速く、毎年新しいポータブル電源が発売されています。
次にAnkerです。なんといっても、業界最長の保証期間と正社員のカスタマーサポートや公式サイト上でのリアルタイムチャットが購入者の満足度を上げてくれます。
続いて、EcoFlowです。最近では当たり前の急速充電は、EcoFlowから始まりました。デザインも素晴らしく、EcoFlowファンが多く、シリーズで揃えている方もいます。
ポータブル電源のランキング|10位〜1位

では、最後に特に売れた10選を10位から1位の順で紹介していきます。
10位|EcoFlow RIVER PRO(720Wh/600W)

- 容量720Wh・出力600W
- 三元系、サイクル800回
- AC1.6時間でフル充電、アプリ連携
独自評価:3.4
「RIVER Pro」の実機レビューはこちら
【レビュー】EcoFlow RIVER Pro 720Whから1440Whまで増量可能なポータブル電源!

9位|BLUETTI EB55(537Wh/700W)

- 容量537Wh・出力700W
- リン酸鉄系、サイクル2500回
- AC2時間でフル充電、USB-C PD100W
独自評価:3.7

8位|HANNEW EN700P(614Wh/700W)

- 容量614Wh・出力700W
- リン酸鉄系、サイクル3000回
- AC3.5時間でフル充電、USB-C PD100W
独自評価:4.0

7位|OUKITEL P2001(2000Wh/2000W)

- 容量2000Wh・出力2000W
- リン酸鉄系、サイクル3500回
- AC1.8時間でフル充電、UPS
独自評価:4.7

6位|Anker 757 Portable Power Station(1229Wh/1500W)

- 容量1229Wh・出力1500W
- リン酸鉄系、サイクル3000回
- AC1.5時間でフル充電、UPS
独自評価:4.4

5位|EENOUR P2001(2000Wh/2000W)

- 容量2000Wh・出力2000W
- リン酸鉄系、サイクル3500回
- AC1.8時間でフル充電、UPS
独自評価:4.7

4位|Anker 521 Portable Power Station(256Wh/200W)

- 容量256Wh・出力200W
- リン酸鉄系、サイクル3000回
- AC2.5時間でフル充電、UPS
独自評価:3.5

3位|Anker 535 Portable Power Station(512Wh/500W)

- 容量512Wh・出力500W
- リン酸鉄系、サイクル3000回
- AC時間でフル充電、UPS
独自評価:4.7
2位|BLUETTI AC200MAX(2048Wh/2200W)

- 容量2048Wh・出力2200W
- リン酸鉄系、サイクル3500回
- AC2.5時間でフル充電、APP
独自評価:4.7

1位:同点|BLUETTI EB3A(268Wh/600W)

- 容量268Wh・出力600W
- リン酸鉄系、サイクル2500回
- AC1時間でフル充電、UPS、APP
独自評価:3.5

1位:同点|BLUETTI EB70S(716Wh/800W)

- 容量716Wh・出力800W
- リン酸鉄系、サイクル2500回
- AC3.7時間でフル充電、USB-C PD100W
独自評価:3.9

2022年8月最も売れたポータブル電源

今まで紹介してきた販売台数に伴うランキングは、2022年5月〜7月までの期間ですが、8月は、EcoFlow DELTA 2の先行予約開始もあり、ポタブルンでもYouTube動画と記事で徹底比較検討したところ、ライバルと比較しておすすめできるポータブル電源と判断できた為、ご紹介してきました。
その結果、1ヶ月間で45台(2022年8月26日13:10現在)ポタブルンから販売されていました。
先行予約ということもあり販売データに入れると、データが偏ってしまう為、入れていません。

比較した時点で、今期人気になるポータブル電源と予測はしていましたが、販売データからも、実際に人気なことが分かりました。
「EcoFlow DELTA 2のライバルと徹底比較レビュー記事」は、こちらからご覧ください。

ポータブル電源の比較|販売データから分かる人気な性能・ブランド

最後にまとめです。
2022年5月〜7月間のデータによると、
- 電池は、リン酸鉄系が人気。
- 容量は、299Wh以下の最小容量が人気、その他1000Whクラスを除く容量クラスで差はあまりなかった。
- 出力は、中出力(600W~999W)と超高出力(2000W以上)が最も人気だった。
- ブランドは、BLUETTI、Anker、EcoFlowの順で人気でした。
容量別で最小容量299Wh以下のクラスが、最も売れていたのは、意外な数値でした。3万円前後で購入ができることから、購入しやすかったのかなと思います。
まとめ

以上で、販売データから人気な性能や機種を紹介してきました。
なんとなく、人気な機種は分かっていたのですが、販売データで見てみると、意外な気づきがたくさんありました。
今回の記事を作成できたのは、ポタブルンを通して、ポータブル電源をご購入してくださった方々のおかげです。
本当にありがとうございます。
このデータが、誰かの参考になれば幸いです。
販売データ(2022.5〜7):Google スプレットシートより