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※当サイト運営者が愛用中のポータブル電源もかなり安く買える
ポータブル電源のメーカー11社60製品を利用してきた経験を元に記事を作成しています。
ポータブル電源のメーカーが多すぎて、どこのメーカーから買えば良いの?
こんな相談をたくさん頂きます。
私は、ポータブル電源のコンシェルジュを行っていて、専門ブログやYouTubeチャンネルの運営、またイベントへの出店や購入相談を個人や法人様へ行ってきました。
ポータブル電源は、間違ったメーカーから購入すると最悪の結果になります。不備があって返品の問い合わせをしても連絡が返ってこなかったり、推奨していない使い方をしてるから、保証外になってしまったり。
過去のポータブル電源メーカー選びで失敗した私の経験を踏まえて、おすすめのメーカーをお伝えします。
本記事を読むことで、ポータブル電源の選び方から、信頼できるメーカー・ブランドかを購入前に知ることができるようになります。
僕は、今までに60台以上のポータブル電源を使ってきました。当然、その中で何回もブランド選び、製品選びに失敗してきました。
そんな失敗を積み重ね、今では、ポータブル電源の製造から販売までの詳しい知識、市場の状況など分かるレベルになってきました。
ポータブル電源は、正直、初めて買う方には、選ぶ基準が多すぎて、とても難しいです。
そんな方に、僕の経験をシェアして、参考にしていただければと思います。
早速結論、ポータブル電源のメーカーは、Anker(アンカー)、EcoFlow(エコフロー)、Bluetti(ブルーティ)、Jackery(ジャクリ)の4社をおすすめしています。
その中で優劣をつけるとしたら、Ankerが圧倒的、次にEcoFlowが優れているメーカーです。
ポータブル電源とは、リチウムイオン電池セルを大量に搭載して大容量で高出力を実現した「持ち運びが可能な蓄電池・バッテリー」を言います。
モバイルバッテリーよりも蓄電容量が多く、家庭用コンセントと同じAC出力が利用できます。
スマートフォンなどの小型デバイスから、家庭用家電、料理家電、電動工具などの高出力な家電まで幅広く利用可能です。
充電は、ACコンセントだけでなく、ソーラーパネルを使った太陽光充電や車のシガーソケットでの走行充電などにも対応しています。
日本は災害が多い国のため、防災対策として、また車中泊やキャンプ、ワーケーションなどとさまざまな活用方法があります。
8つあります!それぞれ解説していきます。
ポータブル電源には、定格出力と瞬間最大出力があります。
継続的に出力できる最大の値を指します。
家電の起動時に生じる一時的な高出力に対応できる瞬間出力。
例えば、小型クーラー(定格出力200W・起動電力800W)を使いたい場合、定格200Wで瞬間最大出力400Wのポータブル電源では動かせません。
起動電力800Wに対応できる瞬間最大出力800W以上のポータブル電源である必要があります。
使いたい家電の起動時の電力とポータブル電源の瞬間最大出力を確認してから購入しましょう。
ポータブル電源の製品仕様に記載されている容量は、蓄えられる容量ですが、利用できる容量ではありません。
ポータブル電源は、充放電を繰り返し行う際に、バッテリーへの負担を最小限にする為に、放電深度を設定しています。
放電深度は、ポータブル電源の蓄えられる容量の中で実際に利用できる容量の割合を指します。一般的に80%~90%に元から設定されています。この放電深度を「DOD」と言います。
ポータブル電源に蓄えられている直流電流(DC)を出力する際に交流電流(AC)に変換する必要があり、この時にロスが生じます。このロスを変換効率といい、目安80%〜90%ほどです。
利用できる容量=定格容量×DOD×変換効率(n)
例えば、EENOUR P2001(定格容量2000Wh)の場合
1584Wh =2000Wh ×90% ×88%
実際に利用できる容量は、1584Whです。
※EENOUR P2001の説明書から、放電深度と変換効率の値を参考にしています。
容量が多いポータブル電源ほど、実際に利用できる容量との差は大きくなります。
ポータブル電源の充電時間は、選ぶ基準の一つになるため、紛らわしい見せ方をしている商品もあります。
そもそも、ポータブル電源の充電方法は、AC充電、ソーラー充電、シガーソケット充電などありますが、複数同時充電など、ポータブル電源によって様々です。
「最速で2時間で充電できます!」と記載があっても、高性能なソーラーパネルを何枚か並列繋ぎしたり、AC充電とソーラー充電の組み合わせなど、現実的な充電方法ではないため、家庭のACコンセントを利用して充電した際にかかる時間を参考にしましょう。
ECサイトで充電時間が分かりにくい場合は、ブログやYouTubeで製品名を検索してみると、分かります。
音が大きいと、使うときに不快になります。
実体験ですが、冬車中泊する際に、電気毛布やスマホ充電をしていたら、ポータブル電源のファンがうるさくて眠れなかったことがあります。
ポータブル電源の定格出力のスペックに余裕を持って、使うことでファンがなるのを防ぐことができますが、製品によっては、小さい出力でもファンが回る場合があります。
充電中の音も大きすぎると、困ります。最近、スマホアプリで急速充電と静かに充電する設定を切り替えられるのもあるので、細かい仕様をECサイトの商品ページだけでなく、ブログやYouTubeから調べることが大切です。
ポータブル電源は、中国で製造されてることがほとんどです。
ポータブル電源で有名なメーカーブランドも中国を拠点にしています。メーカーが日本法人を立てて、日本人のカスタマーサポートを雇っている場合はいいですが、OEMなどよく分からないブランド、経歴や実績がない企業など、人材が少なく、外国人がサポートしていることも少なくありません。
購入してから、外国人でした、返信が遅かった、では、困るので、購入前にお問合せをしてみて、どんな対応・日本人か・返信の時間などを確認してみてください。
ポータブル電源に限らないですが、OEM品がとても多い。製品に問題はなくても、比較的新しい会社だとアフターサポートが充実していない場合もあります。
購入しようと思っているポータブル電源が他のブランドでそっくりなモノはないか?複数ある場合は、最も評価が高いメーカーから購入することで、アフターサポートや保証が充実している場合が多い。
Amazonのレビュー数や評価の高さは参考になりません。サクラでレビューしている場合もあります。
また、ブログやYouTubeでクリエイターが発信しているから良いメーカーや製品とは限りません。
ポータブル電源のメーカーは、ブロガーやYouTuberにPR費用や製品提供をして、優れている風に発信しています。
ポータブル電源市場は、年々成長しています。2028年には約3億ドル規模になると予想されています。
その為、新しいブランドがどんどん立ち上げり、OEM品が多数出てきます。クラウドファンディングでも同じです。
販売している会社はどこか、ポータブル電源以外に何を販売しているのか、設立は何年か、実績はあるのか?などを確認して信頼できるかを確認する癖をつけましょう。
ECサイトのレビューを見ることで、購入前にリスクを回避できますが、ブランドによっては、レビューすると特典をプレゼントなどと低評価できない仕組みを作っている場合もあります。
その為、良いレビューが多いから安心できる!ではなく、一通りレビューに目を通し、レビュー特典、品質、サポートへのマイナスな言及がないか確認してみてください。
Amazonのレビューでは、サクラがいる場合がある。ポータブル電源のカテゴリーは特に多い。
サクラチェッカーというサイトで「サクラ度」を確認することができますが、これも正しいとは言えません。
一つ一つわざとらしくないレビューがあるか、マイナスのレビューもあるか?を確認することが重要です。
ポータブル電源は、大型の蓄電池の為、モバイルバッテリーの様に、家電量販店が回収してくれません。
ポータブル電源のメーカー側が、最後の廃棄を責任もって回収してくれる場合が理想ですが、ほとんどのメーカーは、お住まいの自治体にお問合せくださいませ。とのこと。
ポタブルンでは、実際に複数のメーカーに「ポータブル電源の廃棄・回収を対応しているのか?」「自治体では、どのような廃棄方法があるのか?」を徹底的に調べ、回収対応してくれるメーカーを見つけることができました。
今回のおすすめのメーカーは、無料または有料で回収対応してくれます。
ポータブル電源の廃棄・処分方法に関しては、別記事で詳しくまとめています。ので、興味ある方は、ぜひご覧ください。
ポータブル電源に内蔵されているリチウムイオン電池は、バッテリーの密度を高めるために、日々改良されています。
密度を小さくすればするほど、問題が起きた時に、リスクが高まることは簡単に分かることでしょう。
特に、三元系リチウムイオン電池は、熱暴走が起きた後、発火と有毒ガスが発生してしまいます。
ポータブル電源は、メーカー選びも大切ですが、三元系リチウムイオン電池を避け、安全性が高いリン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶことで、発火や有毒ガスのリスクをなくすことができます。
実際に、リチウムイオン電池の挙動調査では、三元系が発火と有毒ガスの発生。リン酸鉄リチウムイオン電池は、発煙のみでした。
2023年版、ポータブル電源のおすすめメーカー
一つ目のメーカーは、アンカーです。
ポータブル電源以外にもUSB充電器やモバイルバッテリーなど、スマートフォン関連の製品を多数取り扱っており、元Googleのエンジニアが中国で2011年に創業したハードウェアメーカーです。
一言で言うと、アンカー製品は、高品質でコスパが良いです。さらにミニマルでちょうど良いサイズ感の製品が多い。
アンカーのポータブル電源は、小容量から中容量クラスを展開していて、コンパクトでUSB出力の急速充電などに対応していて、スマホやタブレット、ノートパソコンとの相性が抜群です。
特に、最新機種のAnker 521と535は、リン酸鉄を採用した安全で長寿命を実現しています。
メーカーとして信頼できる理由実績を8つ紹介します。
最近、BLUETTIの問い合わせへの返信が遅い・返ってこない!などのクレームが多数きています。
追記:実際に、BLUETTIにお問合せをしたところ、日本の人員が不足していて、対応に時間がかかっているとのこと。返信はバラツキがあります。
二つ目のメーカーは、ブルッティです。
蓄電池関連の技術は世界トップレベルであり、発明特許、実用新案、ソフトウェア著作権などを多数保有しています。バッテリー制御システム、太陽光発電や風力発電のシステムなどのほか、家庭向けオフグリッドシステム、マイクログリッドシステムの研究開発をしています。
一言で言うと、ブルッティは、蓄電池関連のプロフェッショナルです。
最近の口コミでマイナス点が多いのも事実。日本人カスタマーの充実に期待です。
最先端にいて、常に新しい提案をし続けています。ブルッティが新商品を提案した後に、他のメーカーも近いスペックを作ってくるイメージです。
ブルッティは、今後、家庭向けのオフグリッド、マイクログリッドシステムをメインに大型のポータブル電源により力を入れていくのではと考えています。
メーカーとして信頼できる理由実績を8つ紹介します。
ポータブル電源に搭載されているリチウムイオン電池の素材で一般的なのは、三元系とリン酸鉄系です。この三元系は、ニッケル、マンガン、コバルトが使われていて、コバルトは希少金属であり、電池価格高騰の一因となり得ます。
また生産国の偏りによるサプライチェーン上(素材の調達、製造、販売、消費の一連の流れ)のリスクもあるため、コバルトを使わないリチウムイオン電池「コバルトフリー」のリン酸鉄系が注目されています。
リン酸鉄系は、主原料が鉄と言うこともあり、安価になりやすく、テスラの一部車両にも採用されています。価格低減の一因として注目されている資源です。
三つ目のメーカーは、エコフローです。
私が最も愛用しているポータブル電源のメーカーです。
エコフローテクノロジーは、2017年に設立したスタートアップ企業です。元DJIの社員、電源開発事業部のトップや化学材料メーカーの経営者の3人と元アメリカの経済開発センター投資マネージャーの4人が立ち上げた会社です。
短期間で、現在は700人以上の従業員がいるそうです。
一言で言うと、エコフローは、従来のポタ電を覆す最先端のチャレンジャースタートアップ企業です。
EFDELTAが初めてクラウドファンディングで先行販売した時は、独自の急速充電の速さに驚きました。また、RIVER600シリーズは、小型ながら1200Wの高出力ができる独自の技術を採用していて、これもまた驚きました。
今まででは、想像もできなかった新しいポータブル電源を続々と開発してワクワクさせてくれるのが、エコフローです。
最小小型の「リバーミニ」から、ちょうど良いポータブル性に優れる「リバーシリーズ」、オフグリッド化まで実現できる「デルタプロ」など、あらゆる用途に合わせて最適解を提案しています。
「サステナブルな未来を創造する製品の開発を目指す」ことをEcoFlowはデザイン哲学としています。今度、さらに期待できる企業です。
おすすめのポータブル電源メーカーとして信頼できる理由実績を8つ紹介します。
今後、EcoFlowは、オフグリッドやスマートシステムの開発提案に注力し、ONEUPでは、コンパクトで手ごろなポータブル電源の提案をしてくと考えています。
ONEUPは、日本でまだ発表もされていませんが、とても楽しみです。海外の公式サイトでは、ONEUPの製品が既に購入できます。
四つ目のメーカーは、ジャクリです。
Appleの元バッテリーエンジニアによりシリコンバレーで2012設立。最先端の研究開発及び製造の専門知識を積み重ね、2014年にポータブル電源の開発スタート。2019年に日本法人を作り、販売を開始し、JVCケンウッドとの共同開発のモデルも販売しています。
一言で言うと、ジャクリは、世界で圧倒的に利用されているため、安心信頼できるポータブル電源メーカーブランドではないかと思います。
リン酸鉄トレンドの中、三元系のポータブル電源だけなので、今後に期待です。三元系は安全性が低い。
ジャクリの語源は、ジャケットとバッテリーの組み合わせで、まるで身に着けるように、バッテリーを簡単に使えるようにしたい!と言う由来があるそうです。
まさに、ポータブル性を重視したジャクリシリーズは、アウトドアでの利用に最適なポータブル電源と言えます。
ポータブル電源の大型化がトレンドですが、ジャクリは、ポータブル性を追求した一貫したデザインで、今度もぶれない提案をしていって欲しいです。
おすすめのポータブル電源メーカーとして信頼できる理由実績を8つ紹介します。
利益だけを求めるのではなく、社会貢献活動をしている点もジャクリを信頼できるポイントです。そして、シリーズでデザインが一貫していることから、誰でも簡単にどんな時でも安心して利用できるのもジャクリの強みで、災害支援などと相性がとても良いと思います。
緊急災害対応アライアンスのシーマ・Jackery Careと合わせて、自然災害の多い日本に暮らす僕は、ジャクリの取り組みが大好きです。
追記:Jackeryもリン酸鉄の採用は遅かれしてくるでしょう。
現状の三元系モデルは推奨できません。
ポータブル電源の専門ブログやYouTubeを運営する上で、メーカーの良し悪しをつけることは、とても怖いことです。
というのも、このブログやYouTubeをポータブル電源の各メーカーさんも見ていて、仕事のやり取りもさせて頂いている為
とはいえ、ポタブルンのポリシー「視聴者ファースト・忖度なしで情報を届ける!」なので、きっちり判断します。
メーカーの実績やカスタマーサポート対応だけでなく、ポタブルン側でやりとりさせて頂き、返信の遅延がない、丁寧で親切と判断できたメーカー。
さらに、ポタブルンのYouTubeやLINEに寄せられる、実際の利用者の口コミを参考に判断させていただきました。
EcoFlowとAnkerは、近年のリン酸鉄トレンドに迅速に対応していたり、業界最長の保証期間5年を採用していたりと、常に最前線でスピーディに改善・成長しているメーカーです。
保証期間5年は、EcoFlowとAnkerのみ(2022年8月31日現在)。
BLUETTIは、問い合わせの返信が遅いというクレームがポタブルンに多数よせられています。
またJackeryは、リン酸鉄トレンドの中、三元系を採用しているため、寿命や安全性の面で不安です。
最もおすすめできるメーカーの2社(EcoFlowとAnker)から4つ厳選!
2023年、最もおすすめのポータブル電源6選
本記事では「【徹底解説】ポータブル電源の選び方・おすすめメーカーを紹介」について解説してきました。
ポータブル電源の市場は、電気自動車の市場と同じように、今度さらに成長していきます。製品の品質・購入後のサポート含め、実績のあるメーカー・ブランドから購入することが重要です。
テレビやYouTube、ブログで紹介されているからと言って、良い製品とは限りません。ポータブル電源メーカーが広告費を払って、紹介している場合があります。
知らないブランドが続々と出てくると思いますので、皆さんのポータブル電源選びの参考になれば幸いです。
分からないことがあれば、YouTubeや公式LINEの方で気軽にコメントください。