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【実機レビュー】BLUETTI AC60+B80の口コミ、防水防塵の最新ポータブル電源から見る業界予測

YouTubeで詳しく解説しています

ポータブル電源で車中泊や停電防災対策をしているポタブルンです。

近年のポータブル電源では、リン酸鉄を搭載するのが当たり前になり、安全性が高くなり、サイクル寿命が伸びて約10年ほど使えます。

しかし、10年間の間に万が一、濡れてしまった場合、安全性が高いリン酸鉄でも、故障や発煙の危険性があります。

そんな、リスクを抱えたまま、使い続けるのは、不安で仕方ないですよね。

今回は、そんな問題を解決してくれる防水防塵対応の「BLUETTI AC60 B80」を紹介していきます。

また、最新のポータブル電源「BLUETTI AC60 B80」からみる、2024年の業界予想をしていきます。

本記事で分かること
  • BLUETTI AC60 B80について忖度なしの口コミ
  • 最新機種から見る2024年度の業界予測、トレンド
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BLUETTI(ブルーティー)について

まず、最新機種であり業界初のIP65防水防塵対応のポータブル電源を開発製造したBLUETTIについて紹介します。

ポータブル電源を探している方なら、BLUETTIのポータブル電源を一度は目にしたことがあると思います。

現在では、ポータブル電源に内蔵されているリチウムイオン電池は、リン酸鉄が一般的になりましたが、最も早くリン酸鉄にシフトをしていた企業がBLUETTIです。

親会社のPOWEROAK(パワーオーク)は、2013年創業なので、ポータブル電源業界で最も古いメーカーとなります。

BLUETTIは、ポータブル電源の業界でトレンドを作っている

ポータブル電源の業界で最も革新的で最新技術を使った製品開発が早い企業であり、自社で研究開発、生産体制を整えていて、OEMポータブル電源の製造なども、行っている為、常に業界のトレンドを作っています。

リン酸鉄で拡張バッテリー式の大容量ポータブル電源を最初に開発したのもBLUETTIです。

業界トップメーカー群のJackery、EcoFlow、Ankerも同様にリン酸鉄で拡張型のポータブル電源その後、出して来ました。

BLUETTI AC60の開発秘話

そんなBLUETTIのCOOは「ポータブル電源はアウトドアで使われることが多いのに、他のアウトドアギアのように防水でないのは物足りない」と考え、製品化したのが「BLUETTI AC60 B80」です。

また、アウトドアだけでなく、防災や節電対策として自宅利用できるように、容量拡張も可能です。

防水防塵って本当に必要?

AC60に対するこんな質問を頂きました。

「AC60の防水防塵って必要ですか?今までポータブル電源を使ってきて、濡れたことがありません。」

防水防塵は、屋外での利用シーンだけでなく、保管時のほこりやチリの侵入を防いだり、日常的な利用でも活躍します。

ポタブルン

実際に、僕は自宅の作業部屋でデスクワークをしていた時に、コーヒーをこぼして、ポータブル電源のファンや出力ポートに入ってしまったことがあります。

他に視聴者、読者から頂いた内容では、コーラをこぼしてしまった、雨で濡れてしまった、ペットがおしっこをしてしまった、子供がポートに小枝を刺してしまった、雨天時、地面に落としてしまった、倉庫で長期保管して、ほこりだらけになった。など

リン酸鉄ポータブル電源は、10年ほど使えるので、何かアクシデントがあるかもしれません。

自分が気をつけていても、家族やペットが何かアクシデントを起こすことも考えられます。

最悪の場合は、自分が気づかないところで、中に水や埃が入ってしまった場合。

そんなことを考えると、リン酸鉄で防水防塵対応なら、特に安心安全に利用ができます。

BLUETTI AC60 B80は、軽量モデルから大容量モデルへ拡張

AC60の凄いところは、防水防塵だけでなく、小容量400Whクラスの軽量モデルから、2000Whクラスの超大容量まで拡張できることにあります。

拡張モデルで一般的なのは、1000Wh以上の本体に同容量以上の拡張バッテリーを追加するタイプ

その為、本体だけでも重量10kg以上あり、気軽に持ち運べるほどポータブル性がない。

しかし、AC60なら、ソロキャンプ、車中泊、ワーケーションなどに気軽に持っていくことができるので、従来の拡張モデルとは異なる優位性があります。

BLUETTI AC60 B80の防水防塵の構造

では、どのような防水防塵構造になっているのか?見ていきます。

冷却フィンだけを吸気排気口の通路に設置していて、他の電子回路には水が入らないように完全に分離しています。

冷却フィンは、電子部品が発する熱を取り込み、空気中に放散させて、電子部品の温度上昇を防ぐ仕組みです。

排気吸気口に水が入った場合、本体を傾けることで、水が排出されます。

出力ポートや入力ポートは、防水キャップを装着することで、水や粉塵の侵入を防いでいます。

従来のリン酸鉄のポータブル電源では、内部に水が入ってしまうと、電子回路でショートを起こし、熱暴走し、発煙することも考えられるので、防水防塵対応だと、リン酸鉄の安全性をさらに上げてくれます。

三元系のポータブル電源の場合は、熱暴走してしまうと、発火や有毒ガスの発生リスクがあります。めちゃくちゃ怖いです。

防水防塵等級IP65について

AC60の防水防塵等級であるIP65について解説していきます。

電子機器などの防水や防塵の等級を表すIP保護等級ですが、前半の数字は、第1特性で固形物、粉末に対する防塵を示します。

0~6まであり、6は、ちりやほこりの侵入がない完全防塵となります。

後半の数字は、第2特性で水に対する防水を示します。

0~8まであり、8の場合は、継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けないレベルとなり、AC60の第2特性は、5で、あらゆる方向からのシャワーの影響を受けないレベルとなります。

一つ上の6になると、強力なジェット噴流水の影響を受けないことになるので、AC60の場合は、ジェット水じゃないシャワー程度なら、あらゆる方向からでも防水できることになります。

台風などの、強い風の中で、叩きつけるような雨での使用には向きません。

BLUETTI AC60の防水テスト

では、構造とIP等級を理解した上で、お風呂でシャワーをかけてテストします。

防水と言われても、構造やIP等級を理解していないと、ファンの部分が穴空いてるけど、大丈夫?ってなりますよね。、水が入っても、逆口からそのまま流れます。

さらに、冷却ファンが通路に通っているので、水が流れることで、多少の冷却になるかも、、、しれません。

下の動画をクリックすることで、シャワーをかけるシーンから動画が再生されます。

BLUETTI AC60の外観

続いて、外観を見ていきます。

ポートが揃っている正面の四隅とそれらの辺がゴムでカバーされています。ぶつけやすい部分がゴムだと傷がつきにくく、衝撃を吸収してくれるのでいいですね。

電源スイッチを入れて、液晶に表示されます。

中央に、バッテリー残量と、現在の出力であと何時間、動かせるのか

右、OUTPUTは、出力値、下に周波数、ACとDCのオンの表示

左、INPUTは、入力値、AC充電、ソーラー充電、シガーソケット充電などの入力値が分かります。

DC出力ポートは、12Vのシガーソケット、USB-C 100W 1口、USB-A 15Wが2口あります。

AC出力ポートは、2口

上面には、ワイヤレス充電が1口

側面は、DC、ACの入力端子、通気口

背面は、LED照明、弱、強、SOS点滅、消灯

側面は、通気口で中にファンがついています

下には、拡張バッテリー用のポートが2口ついています。

拡張バッテリーも見ていきます

電源スイッチを入れると、残量が5段階で表示されます。

出力はDCしかありません。12Vシガーソケット1口、USB-C、100W1口、USB-A、18W1口です。

AC60のUSB-Aは15Wなので、B80の方がUSB-Aの性能は高いですね。

BLUETTI AC60の出力テスト:電力リフト

BLUETTIでは、AC60やEB3A、AC180などが電力リフトで出力を上げることができます。

通常100Vの電圧を下げることで、低い電力で高出力家電を動かすことができます。

AC60は、定格600W、電力リフト1200Wです。

では、実際に電力リフト機能を使って、家電を動かしてみます。

検証する家電は、IH調理器、電気ケトル、ドライヤー、電子レンジ、トースターです。

家電の種類によって、消費電力が変わる為、あくまで参考にしてください。

BLUETTI AC60のUPSテスト

続いて、UPSのテストを行なっていきます。

自作でのデスクワークをしている際に、停電が起きた場合を想定していきます。

モニターをAC60に繋ぎ、AC60を家庭用コンセントに繋ぎます。

問題なくUPSが動作しました。

WiFi機器やスターリンクなどをUPSの対象にすると、ネット環境も切れることなく利用できるのでおすすめです。

BLUETTI AC60の実容量は344Wh

では、実際の利用シーンを想定してみます。

AC60の定格容量403Whに放電深度90%、変換効率85%、自己消費電力が10W程度

放電深度と変換効率を計算した場合の容量は、約344Whとなります。

僕が実際に、車中泊で利用する家電製品です。

IH調理器、小型扇風機、MacBook、iPhone、ランタン、カメラのバッテリー

小型扇風機を4時間連続で動かすことを想定して、その間に他の家電も同時に利用します。その場合、AC60の自己放電は40Wh、合計消費電力は、341Whとなり、実際に利用できる容量344Whにギリギリ間に合います。

拡張バッテリーB80を追加することで、803Wh増量、出力ポートも増えます。また単体でも利用可能です。

この仕様がめちゃくちゃ便利で、AC60とB80をバラバラでも使えるので、車中泊で前と後ろに設置して使い分けもできます。

例えば、僕は普段ハイエースで車中泊をしています。最後部でIH調理器や電気ケトルを使うので、そこにAC60を置いて、中央にあるリビングでは、パソコン作業などUSB出力が必要になるため、B80を置いて使うとこできます。

ACの延長コードを使えば、わざわざバラして使う必要がないと思いますが、延長コードは、狭い車内だと、気づかずにひっぱたりしちゃうので、危ないんですよね。うちはワンコが2匹いるので、特に注意が必要です。

ポータブル電源1つと超大容量なモバイルバッテリーが1つあるような状態です。

AC60で高出力な家電を長時間使う場合は、B80を連結して、容量を拡張することで、本来の使い方ができます。

BLUETTI AC60の独自評価と口コミ

では、「BLUETTI AC60 B80」の独自評価を見ていきます。

AC60は、小容量クラスに属します。

クラスでスペック評価が最も高い3.7となりました。

BLUETTI AC60の容量クラスは、小容量300Wh〜599Wh

AC60単体では、小容量クラス300Wh~599Whまでに属します。

しかし、拡張バッテリーB80(803Wh)を1台接続することで、大容量クラスになり、2台接続することで、超大容量クラスになるので、あらゆるシーンに合わせて、最適な容量にカスタマイズすることができます。

BLUETTI AC60の独自評価は、3.7でクラス最強

AC60単体が属する小容量クラスでは、容量が500Wh以上が多く、容量の評価は、2.5になることが多いですが、AC60は、容量403Whで容量の評価が2.0で平均より0.5下がっています。

また、同容量クラスでは、重量平均が7kg程度ですが、AC60は9.1kgと2kgほど重たい結果となりました。

逆に、出力評価が、平均より0.5高い結果となりました。

ポータブル電源は、容量と出力が比例するのが一般的ですが、出力が極端に高い定格600W、電力リフトで1200W。

この出力の高さは、容量拡張することで、さらに性能を発揮してくれます。

正直、同じような性能スペックの機種がないので、比較が難しいですが、業界のトレンドを作っているBLUETTIの最新ポータブル電源ということは、他のメーカーからも同じようなモデルが出てくるかもしれません。

個人的に、10kg以下の軽量コンパクトモデルで、容量拡張ができ、防水対応は、理想としていたポータブル電源なので、さすがBLUETTIだと思います。

実は、ポータブル電源の購入相談で重量10kg以下、容量1000Wh以上がいいとの声があります。

AC60は、単体利用で10kg以下、容量を増量することで、1000Wh以上になります。

単体と拡張の使い分けをすることで、シーンに合わせて最適な使い方ができます。

BLUETTI AC60から見る2024年の業界予測

ここからは、2024年のポータブル電源の予測をしていきます。

あくまで個人的な予測となります。

ポータブル電源は、半個体の角形セルが一般化する

1.半個体、角形セルへ

まず、リン酸鉄シフトに遅れていたJackeryも、最新機種Jackery 2000 Plusで採用してきました。

ついに、トップメーカーの4社、Anker、BLUETTI、EcoFlow、Jackeryがリン酸鉄シフトが完了しています。

現在、ポータブル電源のリン酸鉄のセルは、円筒型セルが一般的で、円筒型セルの場合、無駄なスペースが生じます。

その為、角形セル、半個体へとシフトしていき、さらにコンパクトになってくると考えます。

また、半個体、角形セルの場合、サイクル寿命が4500回(80%以上)と現在のリン酸鉄3000回よりも1500回ほど超寿命になっています。

釘刺し検査では、発火や発煙がなく、高い衝撃耐性、バッテリーが変形してもショートしにくく、動作温度も広くなります。

実際に、角形セルを採用しているポータブル電源(Dabbsson 2330Wh)は、容量2000Whクラスでサイズ合計が小さくなっています。

2.モジュール型の拡張モデル

本動画で紹介しているBLUETTI AC60のように、本体が1000Wh以下、重量10kg以下で容量拡張できる機種が各メーカーから出てくるのはないか?と考えています。

BLUETTI AC300のように、本体には容量がないモジュール方式で、拡張バッテリーが最悪1台必須というのもよい設計だと考えます。

本体にリチウムイオン電池を内蔵しないので、サイクル寿命がなく、バッテリーだけを買い直せばいい形になります。また出力を上げたい場合は、本体のタイプを変える(インバーターの性能が高い上位機種)、バッテリー部分は、互換性があり、そのまま使えるというのもいいですね。

ここら辺は、僕の願望になっています、、、

3.互換性のあるスマートデバイス

ポータブル電源や拡張バッテリーと互換性のあるスマートデバイスが発売されると考えます。

拡張バッテリーを接続できたら最高ですね。

ポータブルエアコン、ポータブル冷蔵庫、ポータブル乾燥機、

4.スマートコントロール

スマートフォンのアプリで遠隔操作はもちろん、Google HomeやAlexaなどのスマートスピーカーとの音声コントロール機能で音声で操作・管理することができるようになる。

既に、ZENDUREのSuperBase V6400に採用されています。

BLUETTI AC60の実機レビューまとめ

BLUETTI AC60 B80
総合評価
( 4 )
メリット
  • 防水防塵で更に安全性が高くなった
  • 本体が軽量9.1kgで容量拡張できるカスタマイズ性
  • 綺麗な四角形であらゆるシーンで使いやすい
  • 保管時のほこりの侵入も防げる
  • ちょっとした汚れは、水洗いできる
デメリット
  • 同容量クラスで若干重い
  • 性能が良い分、価格が高い

以上で、最新のポータブル電源からみる2024年の業界予測をしてきました。

BLUETTIは、常に業界の最先端をいき、トレンドを作っています。

AC60は、10kg以下でコンパクトに持ち運べる防水防塵モデルでありながら、1200Wまでの高出力家電が動かせる優れもの、更に容量拡張ができて、2000Wh級にまでなります。

僕は、ポータブル電源を今まで60台以上、使ってきましたが、ここまで改良とニーズを満たしたポータブル電源は、みたことがありません。

拡張バッテリーのB80は、単体でもDC出力が使えるので、803Whもあるモバイルバッテリーのように使うこともできます。

ぜひ、興味ある方は、「公式サイトのBLUETTI AC60」をご覧ください。

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