どうも、今までに100種類以上のポータブル電源を使った経験を元に、ポータブル電源を使ったイベント主催や個人から企業様へ購入サポートを行ってきたポタブルンです。
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絶賛、ブラックフライデーが開催中ですが、、、
皆さん、欲しいポータブル電源は、もう決まりましたか?
ポータブル電源は、かなり種類が多く、価格も高いことから、購入チャンスを逃しやすいんですよね。
そんな、方々から、よくこんな質問をいただきます。
- 停電時に家族で使えるポタ電はどれ?
- 出力・容量が多くて、コスパいいのは?
- 大きくても移動しやすいポタ電はどれ?
こんな方々におすすめできる、必見のポタ電を見つけました!
超大容量2000Whクラス
UGREEN PowerRoam 2200
今回、レビューするポータブル電源は、容量2000Whクラス帯で、コスパ良く、激安リン酸鉄でありながら、信頼できるメーカーのポータブル電源です。
実機を使ってみて、とても、とても感動しました。
ポータブル電源のメーカー各社、リチウムイオン電池の改良ばかりに注目していますが、実際に利用するユーザーの目線に立って、改良・設計されているポタ電ってあんまりないんですよね・・・
しかも、OEMがほとんどで設計が似たり寄ったりなので、違いがあまりなく、優劣がつけにくいのが正直な意見です。
しかし、UGREEN PowerRoam 2200、見れば見れば、よく作られたポータブル電源だと感激しました!
UGREEN PowerRoam2200
性能スペックについて
読み方:UGREENのPowerRoam 2200(ユーグリーンのパワーローム2200)
UGREENのPowerRoam2200の独自評価は、4.3。
容量2048Whから1万2000Whまで増量可能。
出力3000W。リン酸鉄リチウムイオン電池搭載のサイクル3000回。
サイズ合計1080mm、重量25.5kgです。
パススルー、UPS、アプリ対応。
AC充電は、1.7時間でフル充電、ソーラー入力は最大1200Wでかなり高いです。
保証期間は、5年間。
超大容量クラスは、重量20kgを超えるので、持ち上げる時に腰が不安なんですよね。
しかも、専用トレーラーがない機種がほとんどなので、PowerRoam2200は、それだけで優れています。また、トレーラーの取り付けが、ボルトで閉める手間要らずで、簡単に固定できて、無駄を省いたシンプルな設計。
UGREENについて、どこの国
そんな、UGREENってどんな会社なの?
と疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、調べてみました。
UGREENは、中国の「HONGKONG UGREEN LIMITED」という企業です。
2012年3月に設立し、10年以上の歴史があります。
USBをはじめ、HDMIケーブル、電子機器、PC関連のガジェットなどを取り扱っていて、アジアのシリコンバレーと呼ばれる深センを拠点にしています。
ちなみに、HUAWEIやAnkerなども深センに本社があります。
UGREENは、ポータブル電源以外の電子機器で実績があり、ポータブル電源の領域でも、OEMブランドとは違う、独自のブランド力を持っています。
企業・ブランドとして、実績あり、信頼できるメーカーだと考えます。
外観・見た目・出力ポート
では、本体の外観を見ていきます。
まずは、トレーラーから下ろした状態で見ていきます。
上面
上面にクボみがあり、別売りの拡張バッテリーが綺麗に乗る設計になっています。左右にハンドルが付いていて、持ちやすい設計。
正面
正面上部の中央には、横長の大きな液晶パネルがあります。
この液晶パネルは、とても見やすく、気に入りました。
中央にバッテリー残量、左に入力値と充電完了までの時間、右に出力値と継続出力時間が表示されます。両端には、アイコンで設定ステータスが表示されます。
液晶パネルの下には、USBポートがあり、USB-Cが4口、USB-Aが2口あります。
USB-Cは、140W1口、100W1口、45Wが2口です。USB-Cが4ポートあり、100W以上が2口あるのは、最新のデバイスを使う人にとっては、かなり便利です。
USB-Aは、22.5Wと15Wとなります。
その横には、アンダーソン出力が1口あり、液晶の右側には、シガーソケット1口、DC5521ポートが2口あります。
液晶の左側には、LEDライトとそのスイッチがあります。
一番下には、本体の主電源ボタンがあります。
側面
続いて、側面は、放熱穴があり、下には、AC出力ポートが6つあります。
AC出力は、通常2000Wまでで、U-Turboテクノロジーにより3000Wまで対応可能です。
反対の側面
反対側面には、吸気口、過負荷保護ボタン、AC充電ポート、アース端子、DC入力ポート、拡張バッテリーポートがあります。
ちなみに、吸気口につける、ダストメッシュフィルターがあります。ポタ電、100台以上使ってきて、初めてで、とても感動しました。
ポータブル電源の内部にホコリが入ると故障の原因になるので、これはめちゃくちゃありがたいです。
専用トレーラーに乗せる
続いて、付属の専用トレーラーに乗せてみます。
本体背面の中央にあるクボみと、トレーラーが固定される仕組みで、簡単に固定できます。
タイヤが大きく4つなので、非常に安定感があり、軽い段差も容易に乗り越えられます。
このクラス帯のポータブル電源で、キャスター付きは少なく、付いていてもタイヤ2つ、もしくは取り付けが面倒なボルト固定タイプです。
ここまで、トレーラーが作り込まれているのは、初めてで感動しました。
AC出力テスト
続いて、出力テストを行います。
UGREEN PowerRoam2200の出力性能は、定格2000W、U-Turboテクノロジーで3000Wまでなので、2000W~3000W内で家電の動作テストを行なっていきます。
まず、ドライヤー、IH調理器、電気ケトルを単体でそれぞれ動かしていきます。
その後、2台同時に動かすテストを行い、正常に動作したら、3台同時に動かすテストを行います。
ドライヤーの動作テスト
では、ドライヤーから。
出力は、1200W程度で正常に動きました。
IH調理器の動作テスト
続いて、IH調理器でお湯を沸かすテストを行います。
出力は、1100W程度で正常に動いています。沸騰しました!
電気ケトルの動作テスト
続いて、電気ケトルでお湯を沸かします。
出力は、1250Wで正常に動いています。沸騰しました!
2台同時:電気ケトルとIH調理器の動作テスト
続いて、電気ケトルとIH調理器を同時に動かすテストをします。
出力は、2250W程度で動かせています。
先に電気ケトルでお湯沸かせました。
続いて、IH調理器でお湯分けました。
3台同時:電気ケトル・IH調理器・ドライヤー
続いて、ドライヤーも追加した3台を同時に動かすテストを行います。
3000Wを超えてしまい、オーバーロードで止まりました。
以上で、出力テスト終わります。
高出力1000Wを超える程度の家電なら、2台同時利用可能でした。
3台を同時に使うシーンは、ほぼないので、日常的な使い方から非常時の利用で問題ないと考えます。
充電テスト
続いて、充電テストを行います。
PowerRoam2200は、AC1500Wの入力で1.7時間(分に直すと102分)でフル充電とのことですが、今回は1200W程度の入力で充電テストを行なっていきます。
では、スタート。
結果、1200W程度で2時間4分でフル充電できました。
実容量テスト(容量計測)
続いて、実容量の計測をしていきます。
表記上の容量2048Whに対して、実際に使用できる容量は何Whなのか?DC→AC変換ロス含む、実容量を確認していきます。
容量計測のために、計測器として、SwichBot プラグミニを使い、モニタリングしていきます。
結果、1840Whで、89.84%でした。
一般的には、70%~80%なので、PowerRoam2200は、とても良い結果でした。
ライバル比較:超大容量2000Wh以上
では、容量2000Wh以上の超大容量クラスのライバルと比較していきます。
独自評価トップは、DABBSSONのDBS2300 Plusの4.5です。
半個体リン酸鉄搭載により、従来のリン酸鉄より、安全性とサイクル寿命が向上しています。
サイズ重量は、ライバルと比較して、大差なく、価格も安いことから、おすすめできるポータブル電源です。
続いて、独自評価4.4で同点、DELTA 2 MaxとAFERIY 2400を見ていきます。
DELTA 2 Maxは、突出する性能はありませんが、逆に劣る部分もなく、バランスよくまとまったポータブル電源だと思います。
続いて、同点のAFERIY 2400は、この中で最も軽量コンパクトで、価格も安くコスパ最強です。さらに、保証期間は、業界最長の7年です。
最後に、独自評価4.3のUGREEN PowerRoam2200を見ていきます。
出力が3000Wで最も高く、ソーラー充電性能も1200Wで最も高性能です。
また、専用トレーラーがあるので、移動もしやすく、非常時にも向いています。
日常的なオフグリッドとして、ソーラー充電で効率的に充電して、自宅内の家電を複数同時に動かすことも可能です。
日常的に節電対策として使いたい方、万が一の非常時では、自宅の家電を動かしたり、専用トレーラーで自宅内を移動させたい方には、UGREEN PowerRoam2200がおすすめです。
メリット・デメリット
では、UGREEN PowerRoam2200を使ってきて、見えてきたメリットとデメリットを解説します。
まず、左側のメリットを解説します。
- 出力3,000Wで高出力家電を同時利用できる
- ソーラー入力1200Wで効率的に充電できる
- USBが豊富で各口の最大W数が記載されている
- ファンの音がとても静か
- 台車が頑丈で取り外しがとても楽
- ダストフィルターがある
- 変換ロスが少ない
続いて、右側のデメリット、
正直、メリットばかりで、デメリットはないですが、あげるとしたら、ライバルよりも若干大きいこと。
今まで使ってきたポータブル電源の中でも、完成度がとても高く、忖度なしで、お気に入りになったポータブル電源です。
安く買う方法(クーポン情報)
UGREEN PowerRoam2200を安く購入する方法をご紹介します。
現在開催中の、ブラックフライデーが最大40%OFFで最安値です。
さらに、この動画の視聴者限定で、併用可能な5%OFFクーポンもあります。
クーポンコードは、「PTBN2200」です。
まとめ
以上で、「UGREEN PowerRoam 2200」をレビューしてきました。
実際に、使ってみて、有名メーカーよりも製品の完成度、作り込み、設計の細かさを感じ、感動しました。
リチウムイオン電池の進化や充電速度ばかりにフォーカスしているメーカー・ブランドよりも、UGREENは、実際の利用者の立場に立った良い設計だと思います。