当サイトに寄せられた「3000Wクラスのポータブル電源」に関する質問に答えていきます。
3000Wを超える高出力なポータブル電源の購入を検討しています。検討機種は「EcoFlow DELTA Pro」「BLUETTI AC300」「BLUETTI EP500」です。値段もかなり高いため、慎重に判断したいです。ぜひ、比較などしていただきたいです。
この記事では、出力3000Wを超える超高出力「DLETA Pro」「BLUETTI AC300」と容量5100Whの「BLUETTI EP500」を徹底比較していきます。
本記事を通して、家庭用蓄電池としても利用できる3000W高出力なポータブル電源選びの参考になれば幸いです。
▼ 比較するポータブル電源
製品 | ブランド | 容量/出力 |
---|---|---|
AC300 B300 | BLUETTI | 3072Wh/3000W |
DELTA Pro | EcoFlow | 3600Wh/3000W |
EP500 | BLUETTI | 5100Wh/2000W |
3000Wを超える最強ポータブル電源とは
ポータブル電源の市場の成長はとても速く、2026年には約5億ドルの市場規模になると予想されています。毎年約7.5%成長する計算。
ポータブル電源トップメーカーのBLUETTIやEcoFlowは、ポータブル電源と家庭の主電源をつなぐスマートホームパネルの提案もしています。
ポータブル電源は、家庭用蓄電池としても現実的に利用できるレベル「大容量+高出力(3000Wを超える)」になりました。
電力会社への依存を少しでも減らすことで、防災停電時に安心して電気を使うことができます。
本記事では、「最強」の定義を小型でポータブル性に優れるからでなく、家庭用蓄電池としても利用できる最も高性能なポータブル電源を「最強」と定義していきます。
将来的に、オフグリッドやスマートホームを実現したい方に必見記事となっています。
また、据え置きの家庭用蓄電池は、工事が必要且つ、100万円以上するものが多く、設置した場所から持ち出すことができません。
ポータブル電源を家庭用蓄電池として活用することで、万が一の時に持ち出すこともできます。また工事が不要で安価に済みます。(といっても家庭の分電盤に接続する場合、電気工事士の資格が必要です。)
ポータブル電源の進化とスマート家電化
今後もどんどん3000Wを超えるポータブル電源が各メーカーから発売されると予想しています。
知識として、現在のポータブル電源市場の急成長について解説していきます。
仮に今のポータブル電源市場を3.0時代としています。
急成長の大きな要因は、4つあると思います。
- アウトドア人口の増加
- 脱炭素・クリーンエネルギーの推進(カーボンニュートラル)
- IoT製品とスマート家電の普及
- 電気自動車産業の急激な成長
アウトドア人口の増加は、日本だけでなく、アメリカ・中国など、ここ数年で急増しています。
クリーンエネルギー・グリーン電力とは、風力、太陽光などの自然エネルギーにより発電された電力のことです。石油や石炭などによる発電は、発電時にCO2(二酸化炭素)を発生しますが、自然エネルギーは、CO2を発生しないと考えられています。
IoTとは、Internet of Things = モノのインターネット化の略です。最も短なIoT製品は、スマホです。またスマートフォンと連携できる家電をスマート家電と言い、ポータブル電源もスマホと連携できる機種が増えていて、それらもスマート家電と言えます。
電気自動車には、ポータブル電源同様、三元系やリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しています。ポータブル電源と電気自動車は、同じ大型のリチウムイオン電池を搭載していることから、相互的に成長している市場です。
これからのポータブル電源は、グリーン電力を個人が生み出す為に、家にポータブル電源を置いて、ソーラーパネルで蓄電したり、また、電力会社の深夜電力や夜得プランと併用することで、電力を効率的に蓄電することができるスマートさをポータブルと考えています。
車を買うのと同じように、一家に一台大型のポータブル電源を設置することが普通になってきます。
ポータブル電源の二極化:3000Wを超える高出力から1000W程度のコンパクトも
ポータブル電源の人気、業界の急成長の要因となった
- アウトドア人口の増加
- 脱炭素、クリーンエネルギーの推進
上記の二つにより、ポータブル電源は大きく二つに別れると考えています。
ミニマルな意味で最強なポータブル電源
一つ目は、ポータブル電源の本来の意味合いに近い、ポータブル性を重視した、容易に持ち運びができるミニマルで高性能なポータブル電源。
こちらは、エネルギー密度が高く、小型化が実現できる三元系リチウムイオンを素材としたポータブル電源が主流になってくるのではないでしょうか。
流石に、3000Wを超える出力で持ち運び性に優れるサイズや重量を実現するのは難しいですが「DLETA Pro」は、キャスター付きで持ち上げる必要がなく、引くことができます。
家庭用蓄電池としても利用できる3000Wを超えるポータブル電源
二つ目は、家庭でスマートにグリーン電力を生み出すことができ、スマート家電と連携できる家庭用蓄電池として機能する高性能なポータブル電源。
こちらは、素材調達のコスト・寿命や安全性に優れるリン酸鉄リチウムイオンを素材としたポータブル電源が主流になる。
上記の二極化(小型化、家庭用蓄電池)が今後、より大きくなってくると考えています。
ミニマルと家庭用のハイブリット的な最強ポータブル電源
また、拡張バッテリーという後付けで自由に容量の増量が可能となったため、同ブランドのポータブル電源なら、小型と大型でそれぞれ同じ拡張バッテリーを使うことができるようになります。
BLUETTIの拡張バッテリーは、すでにBLUETTIの各製品とつなぐことができるようになっています。EcoFlowは、現在各製品ごとに専用の拡張バッテリーなのでそこが課題です。
出力を3000Wまで上げるような機能は、EcoFlowの「X-Boost」により利用する家電の電圧を下げることで実現ができそうですが、EcoFlowで3000Wを超える機種は、現状「DELTA Pro」のみです。
3000Wを超える最強ポータブル電源!3位と2位
BLUETTI EP500 PRO|3000W-6000W/5100Wh
まず、3位のBLUETTI EP500 PROを解説評価していきます。
EP500 PROは、EP500の上位モデルとなり、欠点を改善しています。オレンジの部分が大きく変わった部分です。
出力が3000Wにアップグレードしました。下位モデルは、2000Wなので、家庭用蓄電池としては、不安があります。1000Wを超える家電を2つ同時に動かすことができない。
またAC充電が下位モデルは、600Wの入力値で充電に9時間以上かかります。ACデュアル充電(ACコンセントを2つ使った場合最大1200Wで5時間以上かかります。)EP500 PROの場合、最大3000Wで2~4時間でフル充電ができます。
今回、3位にした理由は、3機種の中で最も重く82kgあるため、ポータブル性がほぼない。専用の拡張バッテリーではなく、本体を2台接続する必要があり、拡張性が低いことが挙げられます。
本体2台を接続して、電圧・出力・容量を2倍
両モデル、専用のフュージョンボックスを組み合わせることで、2台を1つにまとめて、電圧、出力、容量を倍にすることができます。
電圧を倍にすることで、200V家電を効率的に動作できます。
EP500の場合、定格出力4000Wに。EP500 PR0の場合、定格出力6000Wになります。また容量は、5100Whの倍(10,200Wh)になります。
また、EP500とEP500 PROでそれぞれ専用フュージョンボックスの仕様が若干が違うため、同じモデル同士の接続となります。
BLUETTI EP500 PROの評価
独自の評価は、5段階で平均4.5です。
サイズ以外は、すべて5です。この評価は、ポータブル電源としての評価なので、今回紹介している3機種は、すべてサイズの評価が低いです。
費用対容量は、147円で生涯寿命は、3千60万Whとなります。
節約電気代の計算は、電気代が1kWhあたり27円とした時にソーラーパネルで蓄電した場合に節約できる目安の金額です。
サイクル回数6,000回は圧倒的に長寿命なので、その分節約できる電気代も大きくなります。
EP500の価格は、58万8千円。Amazonの20%オフクーポンで購入できたら47万円400円で購入ができます。
EP500 PROの価格は、海外のドルから変換しておよそ75万8千円。
拡張で2台購入する場合、100万円を超えてしまいます。
BLUETTI EP500 PROの特徴的な機能
性能スペック以外の部分で、EP500の特徴的な機能をまとめてみました。
中央の上部から時計回りに解説していきます。
- 直感的なカラータッチパネル
- UPS機能は、20ms(ミリセカンド)以内
- 手動でSOCの設定ができる。何%まで減ったら充電して、何%になったら充電を終える
- 専用アプリでスマートフォンと連携でき、詳細設定、遠隔操作ができます。
- 本体をオンラインにつなぐことで、システムのアップグレードができます。
- 節電を効率化するために、本体の充放電を時間で制御ができます。深夜電力や夜得プランを契約して、電力が安い時間に充電するように設定すれば、その後自動で充放電してくれる。
使う人に合わせてカスタマイズできるのが、いいですね。スマートホームパネルがなくても、自宅のコンセントにつなぐことで、簡易的な家庭用蓄電池やUPSを実現できるのが魅力的です。
本体液晶パネルでの詳細設定の様子
本体のタッチスクリーンのSOC設定画面です。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、劣化しにくい長寿命のバッテリーですが、毎日使うことを前提とすると、SOCの幅を小さくすることで、よりバッテリーの劣化を遅くできます。
欠点は、一度に放電できる容量が、その分減ることですが、そもそも大容量なので問題ないです。
続いては、充放電の時間設定画面です。
上が充電時間の開始と完了で下が放電時間の開始と完了です。
夜間の1時30から6時30まで充電。
放電は、9時30から18時30までという設定になります。
深夜電力や夜得プランを契約して、安い時間帯に充電して、日中に使う形です。
EcoFlow DELTA Pro|3000W-6000W/3600Wh
2つ目は、EcoFlowのDELTA PROです。
EcoFlowで唯一、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載している長寿命で最も大容量なモデルです。
DELTA PRO以外のDELTAシリーズは、三元系リチウムイオン電池でサイクル回数800回のため、高性能ながら短命でした。
近年のリン酸鉄トレンドでしっかり採用し、かつスマートパネルで家庭用蓄電池としても活用できる。スタートアップ企業のEcoFlowだからこそのスピード感とデザイン性です。
クラウドファンディング常連のEcoFlowは、毎回目標金額を大きく達成していて、今回紹介している3機種の中で最もクラウドファンディングで支援者が多かったとても人気なポータブル電源です。
参考までに、DELTA PRO(1419人)EP500(294人)AC300(307)人の支援者でした。
マーケティングやPRにどれだけ企業側が費用をかけるか?にもよりますが、ポータブル電源の市場で後発ながらも、ブランド力を着々と上げている企業です。製品のデザイン性ならトップだと僕は思っています。
EcoFlowの新しいブランド「ONEUP」も含めて、注目のポータブル電源メーカーです。
DELTA PROの出力は、定格3000W、瞬間最大出力が6000Wですが、EcoFlow独自の技術、X-Boostテクノロジーにより、定格出力最大3750Wの電化製品を動かすことができます。
出力が3000Wを上回る場合、電化製品の作動電圧を下げて、出力3000W以下に抑えることで動かす仕組みです。電圧を下げているため、電化製品の本来の性能よりも劣る場合があります。それでも、動かせるだけありがたいです。X-Boostテクノロジーは、EcoFlowのRIVER600シリーズから搭載された技術で、RIVER600の定格出力が600Wを1200Wまでの家電に対応できる様にした画期的な技術でした。DELTA PROは、本来の定格出力が高く、またX-Boostを使っても3000Wから3750Wの差なので、おまけ程度の機能だと考えています。
容量は、通常3600Whで、専用のエクストラバッテリー2台まで接続ができます。1台あたり容量は、DELTA Proと同じ3600Whなので、1台繋げると、7200Wh、2台繋げると、10800Whです。
サイクル回数、3500回、AC充電が1500Wで約3時間と高速です。
今回紹介している3機種の中で、最も軽量45kgでキャリーバッグのような伸縮するハンドルと、しっかりとしたタイヤがついているため、一番、ポータブル性に優れています。
DELTA Proを2位にした理由は、サイクル数が3500回で長寿命なのに、保証期間が2年と短い。アプリがネット環境につながっていないと、サインアップができない。拡張バッテリーを積み重ねることができない、拡張バッテリーのみでの充電はできないなどが挙げられます。
DELTA Proは、用途に合わせてカスタマイズできるポータブル性に優れる
DELTA Proの良いところは、単体ではポータブル性に優れ、予算や使い方に合わせて、拡張ができ、家庭用蓄電池としての運用も可能ということです。
容量を増量する場合は、専用のエクストラバッテリーを追加、定格出力を上げたい場合は、本体2台をダブルボルテージハブで繋ぐことで、電圧・定格出力・容量を倍にできます。
BLUETTI EP500PROと同じように、本体2台を接続する方法の他に専用バッテリーでの容量の増量など、用途に合わせてカスタマイズができます。
DELTA Proの評価
独自の評価は、平均4.6です。
費用対容量は、111円で今回紹介している3機種で最も優れいています。また定価も一番安い為、とにかく最初の出費を抑えたい!という方におすすめです。
DELTA Proの特徴的な機能
性能スペック以外の部分で、DELTA PROの特徴的な機能をまとめてみました。
中央の上部から時計回りに解説していきます。
- EVステーションで車を充電するように、DELTA PROを充電できます。さらに1.8時間でフル充電。
- EPS機能付き。
- SOCの設定をアプリからできます。
- 専用アプリで連携・モニタリング・詳細設定ができます。
- アプリよりアップグレードができます。
- キャスター付きでキャリーバッグの様に、気軽に持ち運びができます。ちょっとした移動、駐車場からキャンプ場までの移動などが楽になります。
今後、電気自動車の普及でEVステーションが充実してくるので、DELTA PROは、未来を考えた設計になっている点が好印象です。
AC充電での急速充電は、ポータブル電源で当たり前になりつつあるなか、EVステーションでの超急速充電の提案は、また一歩先を行きましたね。
1位!BLUETTI AC300 B300|3000W-6000W/3072Wh
AC300の本体には、バッテリーが内蔵されていないため、最低でも一つ、B300を接続する必要があります。B300を最大で4つ接続でき、最大容量は、12,288Whです。
AC300は、拡張を前提とした設計になっているため、本体とバッテリーを分けたことにより、柔軟なカスタマイズが可能になりました。
またバッテリー部分のB300は、オプションケーブルでBLUETTI製品のほとんどに接続が可能です。例えば、AC200MAX / AC200 / EB240 / EB150の充電が可能です。
ロングセラーのEB150、EB240と接続できるのは、BLUETTIが新しい顧客だけでなく、今までBLUETTIを利用してきた方への配慮も感じれます。
また、売って終わりではなく、新しい製品を提案しつつ、古くなる製品も新しい技術で活用できるようにしているBLUETTIのデザイン概念がモノ作りのプロとしての愛を感じます。
とてもリスペクトしている製品であり、ブランドです。
BLUETTI AC300+B300を一位に選んだ理由は、3年の保証、本体とバッテリー部が離れていることで、ポータブル性に優れ、積んだり、横に並べたりと様々な場所に対応できる柔軟さ、また拡張バッテリーは、1つから4つと細かく増量ができる点。
AC充電、ソーラー充電、デュアル充電のどれも入力値が高く高速であること、またバッテリー部のB300がBLUETTIの他の製品と互換性があることや、B300単体で充電できるなど多くの理由により、一位に選びました。
拡張バッテリー B300は、ポータブル電源としても利用可能
EB300は拡張バッテリーですが、B300だけでもポータブル電源として利用ができます。
USB-Cは、PD3.0で100W。USB-Aは、QC3.0で18W。シガーソケットは、120Wまでの出力ができます。
拡張バッテリーとして利用できるシリーズは、AC200シリーズとAC300です。
充電できるのは、EB150やEB240です。
僕は、AC200やEB150を持っているので、例えば、AC300+B300のセットを購入して、家では、AC300をメインに使い、車中泊キャンプでは、EB150とB300という使い分けもできます。
パソコンやスマホの充電だけなら、B300だけでもいい。
AC300とB300だから、様々な用途で分解してうまく使うことができます。
EP500 PROやDELTA PROの場合は、ちょっとした充電でも、本体を持っていかないといけないというデメリットがあります。
BLUETTI AC300 B300は、細かくカスタマイズができる
もちろん、家の分電盤と繋ぐことで、家庭用蓄電池としても利用ができます。
また、AC300を2台をオプションパーツで繋ぐことで、電圧・出力・容量を2倍できます。200V、6000Wのスペックになります。
AC300は、1台にB300を4つ接続できるので、AC300が2台あると、B300を8台接続できることになります。その場合、24,576Whの容量になります。
圧倒的ですよね。
BLUETTI AC300 B300の評価
独自の評価は、平均4.6です。
費用対容量は、150円で今回紹介している3機種で最も高いですが、これは拡張バッテリーB300、1台の場合です。2台の場合は、109円、3台の場合、95円とB300を増やすことで、費用対容量は安くなります。
サイクル回数は、AC300の本体ではなく、バッテリー部のB300に依存するので、万が一寿命がきた場合、B300を買い換えればいいので、AC300の本体はずっと使い回すことができます。
ポータブル電源って、バッテリーの交換はできない仕様になっている製品がほとんどなので、寿命がきてしまったら、廃棄する方法しかありませんでした。システム部とバッテリー部を分けることで、今までの問題点を大きく改善しています。
独自評価が4.6ですが、5点満点に近い、評価をしたいくらいです。
BLUETTI AC300 B300の評価
3位で紹介したEP500 PROと同じメーカーBLUETTIの製品のため特徴が似ていますが、簡単に説明します。
カラータッチパネル、UPS対応、20ミリセカンド以内、SOC設定を本体からできる。アプリ連携。本体からフォームウェアのアップグレードができる。充放電制御が時間でできるなどの特徴があります。
BLUETTI製品が僕の家にたくさんあるので、拡張バッテリーのB300を活用していきたいと思います。
まとめ|3000W 最強ポータブル電源は、BLUETTI AC300がおすすめ!
以上で「3000W超えるポータブル電源は、EcoFlow DELTA ProとBLUETTI AC300どっちがおすすめ?」について解説してきました。
冒頭でも言いましたが、僕は数年後、オフグリッドに近い生活やバンライフを実現したいと考えています。
その為、持ち運びもできて、家庭用蓄電池にもなるポータブル電源を探していた背景もあり、今回の記事を作りました。
3000Wポータブル電源を検討されている方の質問の回答になれば幸いです。
これからは、リン酸鉄が主流で、圧倒的な容量のポータブル電源と組み合わせることで、コストを抑えつつ、グリーン電力を生み出すことがより一層、可能になります。