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【200Vのポータブル電源】EcoFlow DELTA Pro 3をレビュー解説?またライバルと比較してメリットとデメリット(セールとクーポン情報も)

当サイトには広告が含まれますが、筆者独自の視点で作成している内容には影響を与えません。

どうもポータブル電源の専門チャンネル「ポタブルン」を運営している菅原拓也です。

ついに、待望のDELTA Pro 3が発売しました!

2024年5月から再生可能エネルギー発電の促進を目的とした賦課金(フカキン)により電気代がまた値上げされています。

来年の4月まで1kWhあたり、3.49円と経済産業省から発表がありました。

1世帯あたりの月間の電気使用容量は、おおよそ300kWh~400kWhです。

激変緩和措置の縮小から収拾も合わせると、かなりの値上がりになりそうです。

また、再エネ賦課金は、2030年にピークになりそうなので、これから長期的な節電対策が必要になってきます。

ポータブル電源を使った日常的な節電がバカにならないレベルになってくると思います。

そろそろ本気で節電対策をしようと計画中です。

今回は、日常的な節電対策に最適な超大容量クラスの中から、発売されたばかりの最新機種「DELTA Pro 3」を徹底解説しています。

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こんな方に必見です!
  • 電気代高騰により、節電対策をしたい
  • 非常用で十分な電力を蓄電したい
  • キャンピングカーやオフグリッド用途で使いたい
  • 200Vのエアコンなどを動かしたい
  • 卒FITを迎える方
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旧型と比較
DELTA ProとDELTA Pro 3の違い

では、DELTA Pro 3の性能と特徴を詳しくみていきたいと思います。

DELTA Pro 3と初代モデルDELTA Proの違いも確認する為に、横に並べて、スペック比較もしていきます。

電池の種類>出力性能>出力ポート>容量>充電性能>その他 の順で見ていきます。

電池の種類、サイクル数

電池は、共にリン酸鉄で、安全性とサイクル数に優れています。

サイクル数は、DELTA Proが3500回、DELTA Pro 3が4000回となり、

500回ほど、サイクル数が伸びています。

AC出力性能(100Vと200V)

出力性能を見ていきます。

定格出力は、DELTA Proが3000W、サージ6000W、DELTA Pro 3が3600W、サージ7200W。

約600Wほど、定格出力がアップしています。

電圧は、DELTA Proが100Vのみに対して、DELTA Pro 3は、100Vと200Vの両方に対応しています。

200Vのエアコンを使っている方でも、問題なく動かすことができます。

X-Boostは、DELTA Proが3750W、DELTA Pro 3が5100Wで、1000W以上アップしていますね。

X-Boost は、電気毛布、湯沸かし器、ヒートポンプなどの加熱デバイスに適しています。電圧保護機能を備えた電化製品(精密機器など)には対応していないので、正直、DELTA Proの3750Wの性能でも十分だと思います。

出力ポート

続いて、出力ポートを見ていきます。

ACポートは、DELTA Proが5口に対して、DLETA Pro 3は、合計7口あり、通常の100Vは、4口。100Vと200Vの切り替えが可能なポートが1口。200Vが1口、RVが1口となります。

USB-Aの急速ポートは、それぞれ2口あります。USB-Aの12Wは、DELTA Proのみ2口搭載しています。

USB-Cの急速ポートも共に2口あります

DC5521は、DELTA Proが2口、DELTA Pro 3が1口。

アンダーソンは、共に1口。

シガーソケットは、DELTA Proのみ1口となります。

DC、USB周りが減って、ACポートが充実しているので、より日常的に家電を使うのに向いていると思います。

容量と拡張バッテリー

続いて、容量の拡張を見ていきます。

本体の定格容量が、DELTA Proは3600Wh、DELTA Pro 3は4096Whで、500Whほど増量しています。

増量可能容量は、DELTA Proが7.2kWh~21.6kWhまで。DELTA Pro 3は、8.1kWh~24.5kWhまで増量できます。

それぞれ、拡張バッテリーを2台接続できて、さらに本体同士を2台繋げることで、2倍の容量を実現できます。

従来のEcoFlowの拡張バッテリーは、対応するポータブル電源とほぼ同じ形状でしたが、DELTA Pro 3では、小型化しています。

DELTA Proの拡張バッテリーよりも、容量が500Whほど多いのに、合計サイズ132mmほど小さく、さらに重量も約5kgほど軽くなっています。

これにより、ポータブル電源の上に詰むことができるので、省スペースで拡張できます。

充電性能

では、充電周りを見ていきます。

AC 100Vは、共に1500W、200Vは、DELTA Proが2500W、DELTA Pro 3が3000W。

X-Stream充電で80%までは、DETLA Proが約60分、DELTA Pro 3が約65分です。

容量が4096Whに増えたのにAC充電がわずか5分遅くなっただけです。さすがですね。

続いて、ソーラーパネル充電は、DELTA Proが1ポートのみで、最大1600W。

DELTA Pro 3は、2ポートで、合計2600Wなので、1000Wほど性能アップしています!

容量3000Wh以上を超える超大容量帯なら、節電や卒FITを考えて、ソーラー充電性能は高いに越したことはないかな、と思います。

EV充電入力は、DELTA Proが3400W、DELTA Pro 3は、3600Wです。

先日、発売されたEcoFlowのオルタネーター・チャージャーは、共に対応しています。

そのほか、スマート発電機やガソリン発電機など、さまざま充電方法があります。

その他のスペック

残りの性能をみてきます。

サイズは、DELTA Pro 3が若干大きく合計サイズ100mmほど大きくなっています。

重量は、約6.5kgほど重くなっています。

サイズ重量に関しては、容量が約500Whほど増えているので、当然の仕様かなと思います。

EPSやUPSは、DELTA ProがEPS 30ms以内、DELTA Pro 3がUPS 10ms以内と大幅に向上しています。

共に、パススルー、アプリ対応、保証5年間となります。

DELTA Pro 3の特徴まとめ

では、DELTA Pro 3の性能をまとめると、

  • 定格出力3600W/瞬間出力7200Wで100/200V対応
  • 4kWhの大容量から、最大24kWhまで増量可能
  • リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載、サイクル寿命4,000回、仮に、1日1回の充放した場合、約11年使える
  • UPS、わずか10msでバッテリー供給に瞬時に切り替え
  • X-Boost機能で最大5,100W出力可能
  • 6通りの充電方法があり、最大2,600Wのデュアルソーラー入力
  • IP65準拠(じゅんきょ)のバッテリーパック
  • 5年保証
  • 動作時わずか30dBで静音

待望の200V!

DELTA Proに200V搭載して欲しかった!」という声、かなり多かったので、DELTA Pro 3は待望の最新機種だと思います!

別メーカーからも200V対応のポータブル電源、発売されているので、卒FITや電気代の値上げりの対策、電気自動車への充電などの用途で、増えてくると思います。

比較:ライバル3000Wh以上の超大容量ポータブル電源

では、3000Wh以上の超大容量ポータブル電源と比較をしていきます。

比較する機種は、BLUETTIのAC500+B300S、BLUETTIのEP500、AnkerのSolix F3800の3台です。

左の2機は、古い機種で100Vのみ、200V対応の最新機種は、DELTA Pro 3とSolix F3800の2機です。

4機種すべて、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しています。

AC定格出力は、AC500+B300SとSolix F3800の5000Wが最も高いです。

DELTA Pro 3は、X-Boostで5100Wまでの合計出力が可能です。

電圧は、DELTA Pro 3とSolix F3800が100Vと200Vの両方に対応しています。

200Vを使いたい方は、このどちらかが選択肢になってくると思います。

続いて、本体容量は、EP500の5100Whが最も多く、その次にDELTA Pro 3の4096Whです。

増設可能容量は、Solix F3800の26800Whが最も多く、次にDELTA Pro 3の24,576Whです。

ソーラー充電性能は、AC500+B300Sの3000Wが最も高く、次にDLETA Pro 3の2600W。

重量は、DELTA Pro 3が最も軽い51.5kg。決して軽いとは言えませんが、、、

EP500は、76kg、AC500+B300Sは、合計68kgあります。僕と同じくらいの重さですね。

サイズに関しては、合計サイズがDELTA Pro 3が最も小さく、次にSolix F3800。

最新機種は、よりコンパクトになっていますね。

保証期間は、AC500+B300Sを除く3機種が5年間となります。

3000Wh以上の超大容量は、節電対策や卒FITと相性が良い

3000Wh以上のポータブル電源は、自宅やオフィス、ガレージやキャンピングカーに積んでの利用も向いています。

今後の長期的な電気代値上がりに向けて、ポータブル電源とソーラーパネルで、電力自体を生み出し、蓄電する仕組みを作ったり、

電力会社のプランを見直し、深夜などの電力が安い時間帯にポータブル電源に電力を貯めて、日中に使うなどの対策を長期的にすることで、節電対策になります。

家庭用蓄電池が200万円程度とすると、半額以下で導入できるので、うまく使うことで、初期費用の回収スピードも従来の家庭用蓄電池システムよりも早くなります。

メリットとデメリット

続いて、DELTA Pro 3のメリットとデメリットを解説します。

まずは、メリット

  • 100Vと200Vに対応できるため、ほとんどの家電製品が動かせる
  • 工事不要で簡単に発電や蓄電システムの構築ができる
  • 太陽光発電システムと簡単に連動できる(切替分電盤は簡単な施工が必要)
  • 防水防塵機能付き、耐熱材料で安心安全
  • UPS 10msの切替の速さ
  • ライバルよりも軽量&コンパクト

特に、卒FITを迎える方や電力コストを節約したい方にオススメです。

また、キャンピングカー、オフグリッド、ミニハウスなどでも活かせいます。

続いて、デメリット

  • アウトドアなどでポータブルな使い方には向かない
  • ソーラーパネルも含めた導入コストがそれなりにかかる
  • 節電を考えた長期的な計画が必要
  • ソーラーパネルとの相性が良い為、パネルを設置できない場合は、恩恵が少ない

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ぜひ、ご利用ください!

まとめ

以上で、200Vに対応した4000Wh越えのDELTA Pro 3を解説してきました。

長期的な電気代の値上がりを考えると、ポータブル電源を使った節電を検討される方も多いのではないでしょうか。

僕自身は、日々節電対策をしていて、オフィス兼自宅ですが、月間200kWh以下で電気代を抑えています。

これからの夏場に向けて、ポータブル電源とソーラーパネルを使ったプチ節電にも挑戦し、YouTubeで発信していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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