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【実機レビュー】TALLPOWER V2400ポータブル電源を徹底解説

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皆さん、格安リン酸鉄ポータブル電源を比較しているポタブルンです。

今回は、あの人気機種の改良版っぽい高性能なポータブル電源が、価格破壊を起こしていてるので、実機を使って性能や実容量など、忖度なしで詳しく見ていきたいと思います。

ポタブルン

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TALLPOWER
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あの人気機種ってどれのこと?と思った方にも、簡単にご説明すると、「OEMのP2001シリーズ」です。

様々なブランドから、販売されていて、今でもAmazonや楽天で人気機種です。

大容量2000Whでリン酸鉄を搭載している最新スペックでありながら、13万円前後で購入できる「コスパ最強ポータブル電源」でした。

しかし、AC充電入力値の調整ができないことによる、バッテリー劣化の可能性や、他の高出力家電を使っている最中に、充電するとブレーカーが落ちるなどの、問題がありました。

近年の最新機種では、充電速度調整は、当たり前の機能になっています。

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格安リン酸鉄ポータブル電源は、今が買い時

今後、ポータブル電源の業界は、半固体リン酸鉄へシフトしてくと考えられますが、従来のリン酸鉄も非常に安全性は高い為、このタイミングで格安リン酸鉄ポータブル電源が、お買い得でおすすめできます。

三元系もかなり格安で販売されていますが、安全性がリン酸鉄よりも、不安な為、おすすめできません。また、サイクル数も6倍ほどの差がつくので、生涯寿命や費用対容量を考えたときに、コスパも下がります。

とはいえ、リン酸鉄ならどの機種でもいい!という訳ではないので、同容量ライバルと比較をする必要があります。

TALLPWOER V2400のスペック

そんな、P2001の改良版とも言える、「TALLPOWERのV2400」のスペックを紹介します。

容量2160Wh、出力2400W、最大瞬間出力4800W

電池素材は、リン酸鉄リチウムイオン電池で、サイクル3,500回

サイズは、横幅390mm、奥行き285mm、高さ320mmで、三片合計995mmです。重量は、約20.5kg。

サイズと重量を見ると、リン酸鉄の2000Whクラスで、圧倒的!

最も軽量コンパクトなことが分かります。

UPSやパススルーに対応している為、停電対策や日常的な利用に向いています。

AC充電速度は、1.8時間でフル充電で、本体のダイヤルを回すことで、充電の速度調整が可能

ソーラー充電性能は、11.5V~50Vで最大20A、500Wまでです。

独自評価は、5点満点の4.4で、高性能であることが分かります。

独自評価の詳細は、ポータブル電源の評価一覧シートをご覧ください。

TALLPOWER V2400の本体と付属品

では、TALLPOWER V2400の実機を見ていきます。

まずは、付属品です。

本体、シガーソケット充電ケーブル、AC充電ケーブル、XT90~MC4変換コード、日本語の取扱説明書となります。

TALLPOWER V2400の出力ポート

続いて、出力ポートを見ていきます。

正面の上部、中央には、液晶モニターがあり、背景黒に白地で表示される為、とても見やすいです。

右側には、主電源スイッチ、AC充電速度調整ダイヤルがあります。

このダイヤルは、5段階の入力設定が可能で、300W、500W、700W、900W、1100Wに切り替え可能です。

アプリを使わず、アナログ式が逆にシンプルで良いと思いました。

例えば、ドライヤーを使いたい時に、ダイヤルを回して、500Wに下げて、ドライヤーで髪乾かし終わったら、1100Wに上げることで、ブレーカーを落とさずに、充電し続けることも可能です。

左側には、DCのシガーソケット1口、XT60が1口、DC5521が2口あります。

下には、DC電源ボタンがあり、その右側に、USBポートが1列に並んでいます。

左から、USB-AのQC3.0が2口、USB-CのPD20Wが3口、USB-CのPD100Wが1口あります。

USBポートの下には、横長のLEDライトがあり、通常の点灯とSOSの点滅の2段階あります。

続いて、側面には、AC充電ポートとXT90ポートがあります。

XT90ポートは、ソーラー充電やシガーソケット充電する際に利用します。

反対側の側面には、AC出力の電源ボタンと、ACポートが6口あります。

上面の中央には、充電コードを収納するスペースがあり、購入したら、コード類は、すべてここに収納されています。

コードをなくしたり、他のコードと混ざってしまうことがない為、良い設計です。

TALLPOWER V2400で家電を動かす

では、V2400で家電を動かしてみます。

定格2400Wなので、高出力な家電、IHクッキングヒーター、電気ケトル、トースターなど、動かしていきます。

同時に2台、動かせるのかもテストしていきます。

消費電力の計算をしていくので、SwichBotプラグミニをハブにして、家電を繋ぎます。

電気ケトルでお湯を沸かすテスト

消費電力は、1419程度で、問題なく動作しています。

お湯が分けました。合計消費電力は、70Wh程度です。

IHクッキングヒーターでお湯を沸かすテスト

消費電力は、1137W程度で、問題なく動作しています。

お湯が分けました。合計消費電力は、70Wh程度です。

トースターで220℃で5分動かすテスト

消費電力は、1600W程度で、問題なく動作しています。

5分間、動かして、消費電力は、60Wh程度でした。

高出力家電を1台づつなら動かせた

高出力な調理家電を1台づつなら、問題なく動かせました。

トースターとIHを同時に動かすテストを行いましたが、オーバーロードで止まってしまいました。

容量2000Whクラスのポータブル電源は、出力2000Wから2400Wのスペックがほとんどで、2400W未満だど、今回のように、高出力な家電を同時に動かすことができなかったりします。

同じ調理家電でも、小型機種なら、定格出力が小さかったりするので、同時に使うことも可能です。

利用する際は、一度試してみてください。

TALLPOWER V2400の実容量テスト

続いて、実容量テストをします。

V2400の定格容量は、2160Whです。

今回は、V2400のAC出力を使って、他のポータブル電源へ1500W程度の出力で実容量計測していきます。

計測器は、SwichBot プラグミニを使って、スマホでモニタリングしていきます。

今回は、容量の計測でSwichBot プラグミニを使っていますが、家庭用コンセントにSwichBot プラグミニを接続することで、ポータブル電源への充電時間開始と終了を設定することも可能です。

夜トクプランなど、夜間電力が安いプランと組み合わせることで、節電対策にもなります。

計測結果は、1810Whだったので、変換効率は、83.80%でした。

平均的な変換効率は、70~80%程度なので、良い結果です。

TALLPOWER V2400をソーラー充電テスト

続いて、トールパワーの200Wソーラーパネルを使って、充電テストをしてみます。

V2400のソーラー充電スペックは、11.5V~50V、最大500Wです。今回使うソーラーパネルは、18V、11Aで最大200Wのスペックです。

9月14日、16時にソーラーテストをしています。

大体、100W程度で充電できています。

このソーラーパネル、比較的コンパクトなので、車中泊など、アウトドアで車に積んで、日中に充電するのに、良さそうです。

TALLPOWER V2400の専用台車(オプション品)

続いて、専用の台車に乗せてみます。

V2400は、2000Whクラスのリン酸鉄ポータブル電源の中では、最も軽いですが長時間の持ち運び移動は30代男性の僕でも、辛くなります。

そんな時に、専用の台車に乗せることで、転がして移動できるので、圧倒的に移動が楽になります。

ポータブル電源の本体にタイヤや伸縮ハンドルがついている製品もありますが、ほとんど移動しない、持ち出ししない方にとって、不要になり、邪魔になってしまいます。

その為、TALLPOWER V2400のように、オプション品で後付けできると、ありがたいですよね。

台車と本体を背面のボルトで固定できるので、転がしている最中にズレたり、落ちたりする心配がありません。

TALLPOWER V2400とライバルの比較

では、V2400とP2001を比較していきます。

V2400が全体的に性能アップしているのが分かります。

まず、容量はV2400の方が、160Whほど多い、2160Whです。

160Whの差だと、iPhone 14の電池容量13Whが大体12回フル充電できます。

電池素材は、共にリン酸鉄リチウムイオンで、サイクル数3,500回も同じです。

定格出力は、V2400の方が400Wほど高い2400Wです。

2000Wから2400Wの差は、実際に使ってみると実感できます。高出力家電が同時に動くか動かせないかの大きな差になります。

サイズもV2400の方がコンパクトで、1.5kgほど軽い、20.5kgです。

2000Whクラスのリン酸鉄ポータブル電源で、最も軽量だと思います。

ソーラー充電性能は、同じ500W。

価格は、V2400の方が、最新機種なのに、破格の114900円です。

費用対容量も当然良く、1Whあたり、53円と、驚くほどコスパ良いです。

TALLPOWER V2400のメリットとデメリット

では、V2400を使って思うメリットとデメリットを紹介します。

まずは、メリット

圧倒的な低価格で高コスパ

容量2000Whクラスで11万円は、安すぎます。

続いて、2000Whクラスで最も軽量コンパクトなモデル

3片合計1000mmを切って、20.5kgは、すごい。

続いて、アプリ不要でシンプルな設計

アプリがあることで、色々とできますが、究極なしで、本体で完結が理想的です。

続いて、ダイヤル調整でAC充電速度調整ができること

アプリなしでも、充電速度調整できるのは、ありがたい

最後に、上面に収納ボックスがあること。

コード類がかさばったり、探す手間がないのは、便利な設計

続いて、デメリット

アプリなし、容量の拡張なし

これは、デメリットでもあり、メリットにもなると考えてます。V2400は、本体のみで完結する設計なので、シンプルに使いたい、容量の拡張不要という方に、おすすめです。

続いて、USB CのPD100Wが1口だけなので、2口あって欲しかった。

これは、複数人でノートパソコンを使った作業をするときに、便利です。

続いて、ソーラー充電 1000W欲しかった。500Wでも十分ですが、最近の2000Whクラスの新作をみると、1000Wもあるので、比較した時に、劣ってしまう。

まとめ

価格破壊が起きている、超格安リン酸鉄ポータブル電源を紹介してきました。

トールパワーのV2400は、2000Whクラスのポータブル電源で、最もコスパが高く、性能のバランスが良いと思いました。

クラストップの軽量コンパクトなV2400なら、ポータブル性があるので、アウトドア、車中泊など、外に持ち出すこともでき、自宅での防災、停電対策にも活躍してくれる頼もしい存在になります。

とはいえ、20kgもあるので、専用の台車を使うことで、持ち上げる必要がなく、女性でも気軽に移動できると思います。

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