気象庁は、南海トラフ地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっていると注意を呼びかけています!
ポータブル電源の専門チャンネル「ポタブルン」を運営している菅原拓也です。
10万人が犠牲になった「関東大震災」から今年で丁度、100年。
ひとつの節目として、改めて「防災対策」をポータブル電源の専門家として考えてみたいと思います。
ポータブル電源に特化して発信している為、今回は、「防災×ポータブル電源」をテーマに、備えるポータブル電源の選び方、容量、使い方をまるっと解説していきます。
今回の記事を読むことで、防災時に特化したポータブル電源の使い方、選び方を理解できます。
災害大国と言われる日本で暮らす以上、過去の災害を自分ごと化して、対策を念頭に置いておく必要があります。
地震情報を確認できる「tenki.jp」を見ると、毎日、日本のどこかで地震が起きているのが分かります。
今後、起こると予想されている「南海トラフ地震」をはじめ、自然災害への対策を改めて考える気かっけになれば幸いです。
- ライフラインの復旧にかかる時間
- 電気が寸断されて困ること
- 停電の原因と時期
- 防災停電対策でポータブル電源の役割
- 容量の選び方
- おすすめのポータブル電源
ライフライン(電気)復旧にかかる時間
まずは、過去の大地震でライフラインの復旧にかかった日数を見ていきます。
「tenki.jp」の情報を参考にしています。
ライフラインの中で、電気の復旧は、最も早く、2日~6日程度。
水道は、24日~37日程度。
ガスの復旧は最も時間がかかり、34日~61日程度です。
南海トラフ地震(予測)
日本で予測されている「南海トラフ地震」は、最大震度7で海岸部での大津波も想定されています。過去に起きた地震による、ライフラインの寸断から復旧にかかる時間よりも、長くなる可能性が考えられます。
内閣府の「南海トラフ巨大地震」の被害想定によると、電力復旧は、数日から2週間程度です。
電力が寸断されて困ること
続いて、ライフラインが寸断されて困ることを見てきます。
ポータブル電源との関連性が高い「電気」をメインにみていきます。
電気が寸断されると、冷暖房が使えない為、温度調整ができなくなります。夏や冬などの極端に温度が高い低い時期では、死活問題です。
子供、お年寄り、ペットがいる家族は、特に対策が必要ですよね。
続いて、冷蔵庫が稼働しない為、貴重な食材が傷んでしまいます。そして、IHなどの調理家電で調理できない為、加熱処理が必要な食材が冷蔵庫に入っている場合は、無駄になります。
家庭用の照明がつかない為、夜間は真っ暗になり、テレビやパソコンが使えない為、タイムリーな情報収集ができません。
また、スマホなどの充電が必要なデバイスも、充電がなくなったら、使えなくなります。
復旧が一番早い電気だけみても、こんなに不自由になるので、ポータブル電源で電気対策は必須と言えるでしょう。
停電の原因と時期
そんな停電の原因は、自然災害(風雨、水害、雷、地震、大雪)や鳥獣(ちょうじゅう)による接触事故や設備の不備・事故、などがあります。
また、電力需給のひっ迫による、計画停電なども考えられます。
地震や設備の不備事故、以外の自然災害と計画停電は、6~9月、12月~2月とある程度、予測が可能なので、日頃の対策が可能です。
ポータブル電源とソーラーパネルで「電力のプチ自給自足」を行うことで、停電対策にもつながります。
停電時のポータブル電源の役割
ライフラインの一つ、電気が寸断された場合の対策として、「ポータブル電源」の役割を考えていきます。
エアコンは、子供、お年寄り、ペットなど、ご家族にいらっしゃる方からの相談が特に多い家電です。留守中に、停電が起きて、エアコンが止まってしまったら、残されたペットや子供の生命を脅かす可能性があります。
その為、停電を察知して、蓄電された電力からの供給に切り替えるUPSやEPS機能付きのポータブル電源で、大容量が必要スペックとなります。
長時間、停電に対処する方法は、容量を拡張できるポータブル電源を選ぶことや、ソーラーパネルで電力を自給自足できる仕組みを整えることです。
続いて、冷蔵庫は、貴重な食材を守るためにも、停電中に稼働させたい家電の一つです。1日で800Wh~1500Whほど電力消費するので、大容量1500Wh以上のポータブル電源が理想的です。
停電が長時間になる場合は、冷蔵庫からクーラーボックスに食材を移動し、備蓄食材よりも先に傷みやすい食材を優先的に食べていく必要があります。
続いて、調理家電は、1500Wほどの高出力なポータブル電源が必要となります。調理は、カセットコンロで代用するのがおすすめです。
お米を炊くのも、普段からガスにしておくことで、停電時でも美味しいご飯を食べることも可能です。私は、ガスで炊いています。
LED照明やスマホなど充電可能な小型電子機器は、消費電力が少ないので、ポータブル電源の出力スペックを気にする必要はありませんが、家族の人数が多い場合は、デバイスが増える為、容量が必要となります。
スマホが充電できても、通信が困難になる場合があります。そんな時に、衛生通信のスターリンクがあると、災害の影響を受けずに、安定した通信を確保することができます。
災害時は、リアルタイムな情報収集や家族、友人と連絡する為の、ネット環境がとても重要になるので、非常時を考えて、自宅のWiFiをスターリンクに変えるのも、対策の一つです。
スターリンクは、コストコでも買えるようになり、期間限定で半額の3万6500円で購入できます。
僕は、普段からポータブル電源でUPS対策をして、スターリンクを動かしているので、急な停電時でもネット通信が切れることなく安定しています。
スターリンクは、屋根の上に置いています。
停電時の最適な容量の選び方
では、防災・停電対策での、ポータブル電源の容量選びを考えていきます。
まず、ポータブル電源の目的を、「短時間の停電」か「長時間の停電」に対処するのかで、必要な容量が変わり、投資額も大幅に変わります。
短時間の停電の場合、UPS機能付きのポータブル電源で、エアコンや冷蔵庫、スターリンクなど、停電の影響を受けない為の対処ができます。
長時間の停電の場合、容量拡張可能な超大容量ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせで、災害時でも電力を発電し蓄電できる仕組みを作ることで、2日以上の停電にも対処できます。
電力においても、「大は小を兼ねる」ので、ポータブル電源の容量は多い方がいいですが、その分、金額やサイズ重量も大きくなります。
短時間の停電に対処でき、活用次第で、長時間の災害による停電も対処できる組み合わせがおすすめです。
通常の家庭用コンセントの1500Wのスペックを持ちながら、ポータブル性も残した容量1000Wh程度で、価格を抑えて、ソーラーパネルとの組み合わせで、電力を発電し蓄電できる最低限のセット購入がおすすめです。
また、容量拡張可能なポータブル電源なら、将来的に専用バッテリーを買い足すことで、さらに長時間の停電に対処できるスペックになるので、そのような、カスタマイズ性に優れる最新の機種がおすすめです。
2~3人家族で1日停電した場合の想定
2~3人家族で1日程度の停電で、Anker Solix C1000を使った場合、どんな家電がどの程度動かせるのか、表にしてみました。
あくまで目安なので、使用する機種によって消費電力は変わります。
Solix C1000の拡張バッテリーを繋ぐことで、倍の容量2112Whになるので、この表の使用時間なら2日過ごすことができます。
また、1日の場合は、夏場エアコンを動かしたり、冬はこたつを動かすことも可能です。
さらに、長時間の停電対策として、最大600Wのソーラーパネルを組み合わせることで、効率的に発電・蓄電できるので、おすすめです。
僕は、車にSolix C1000と拡張バッテリーを積んで、ルーフにソーラーパネル400Wを設置して、常に充電しています。車内には、ポータブルエアコン、車載冷蔵庫、スターリンク(衛星通信)が積まれているので、いつでも避難することができます。
実際に使っているセット
コレ以外は、買わなくていい!
地震災害時におすすめのポータブル電源6選
今回は、今期特に買い時な最新ポータブル電源を6つ厳選してみました。
小容量から超大容量まで、またリン酸鉄から半固体リン酸鉄のモノまでご紹介していきます。
・RIVER 2:256Wh(日帰り、1~2人)
・RIVER 2 Pro:768Wh(1泊程度、1~2人)
・Anker Solix C800:768Wh(1泊程度、1~2人)
・Anker Solix C1000:1056Wh〜(1~泊程度、1~3人)
・PowerRoam2200:2048Wh〜(連泊、非常時、家族)
・DBS2300 Plus:2330Wh〜(連泊、非常時、家族)
用途や人数によって、おおまかに必要な容量クラス帯を決めて、この中から選んでみてください。
拡張バッテリーに対応しているポタ電を選ぶことで、対応できる幅が広がります。
特にAnker Solixシリーズがおすすめ!
Anker Solix C1000
特に「Anker Solix C1000」と「Solix C800」がおすすめです。
Solix C1000は、容量1000Wh帯の最小コンパクトモデルで、容量、出力、充電速度、ソーラー充電性能、アプリなど、全てにおいてバランス良くまとまった1台です。
独自評価は、4.2でEcoFlow DELTA2やBLUETTI AC180と同点で首位。
防災・停電対策でポータブル電源、選びに迷ったら、容量1000Wh以上で容量の拡張ができ、定格1500W以上のスペックが理想的です。
Anker Solix C1000と拡張バッテリーSolix BP1000は、特におすすめです。
僕は、中古車を車中泊キャンプ仕様にDIY中ですが、C1000をメインバッテリーにして、今後発売予定の拡張バッテリーで容量増量を計画中です。
Ankerのポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオン電池のバッテリーの長寿命化だけでなく、電子部品の耐久性も高いため、本当の意味で長寿命化を実現できている唯一無二のブランドです。
また、カスタマー部門の体制が整っている為、購入後の問い合わせに迅速に対応してくれます。
もちろん、回収サービスも行っているので、廃棄方法に困る心配もありません。
持ち運びしやすい
Anker Solix C800
続いて、Anker Solix C800は、容量768Whで、出力1200W。
中容量クラス帯の中でも、出力が高い為、電気ケトルやドライヤーも動かせます。
出力1200Wと若干下がりますが、大体の家電は利用できて、持ち運びに優れる中容量クラスです。
こちらも、リン酸鉄でサイクル寿命が長く、電子部品の耐久性の高い為、本当の意味で超寿命です。
上面に収納スペースがあるので、小型のランタン、懐中電灯や充電ケーブルなどを収納できるのも良いですね。
また、中央のSolix C800 Plusもおすすめです。
C800の収納スペースにLEDライトと伸縮可能なポールが付属したモデルで、実際に停電を想定して使ってみましたが、LEDライトがとても便利でした。
正直、従来のAnkerのポータブル電源は、品質は高かったけど、ライバルよりもスペック面で劣る部分が多く、あまりおすすめできていませんでした。
しかし、Ankerのポータブル電源ユーザーから、当チャンネルの公式LINEやコメント欄に届く声は、「アフターサポートが素晴らしく満足しています。」という購入後の満足度の高い声ばかりでした。
最新作のAnker Solixシリーズで、性能面の大幅な向上により、性能面もライバルと並び、突出しているスペックもあります。
2023年以降、Ankerはポータブル電源の業界でもトップメーカーと言える存在になるでしょう。
今、最も注目していて信頼できるブランドは、Ankerです。
とにかく価格を抑えたい方向け!
EcoFlow RIVER 2 シリーズ
続いて、EcoFlowのポータブル電源からは、RIVER2シリーズのRIVER2とRIVER2 Proをおすすめします。
EcoFlowのRIVER2シリーズは、ポータブル性を重視した小型軽量なシリーズです。
頻繁にセール価格になっているので、価格を抑えたい方にオススメです。
しかし、容量が少ないため、ソーラーパネルとセット購入が理想です。
まず、RIVER2シリーズの小型軽量モデル「RIVER2」がおすすめできます。
容量256Wh、出力450W。
最小容量クラス帯で、最も性能のバランスがよく、独自評価が高く、2万円程度で購入できます。
三片合計わずか601mmで、重さ3.5kgなので、とてもポータブル性に優れていて、小容量クラスの最新リン酸鉄モデルで、最も軽量コンパクトです。
日帰りのアウトドアに最適で、釣りに行く際の車載冷蔵庫も十分に動かすことができます。
EcoFlow RIVER2 Pro
続いて、RIVER2シリーズの大容量モデル「RIVER 2 Pro」。
容量768Wh、出力1000W。Anker Solix C800より、出力が200W程度劣りますが、より軽量コンパクトです。
独自評価は、C800と同様4.0で、クラストップ。
Amazonの製品ページを見ると、過去1ヶ月で400台以上売れていることが分かります。発売から、安定して売れ続けている人気のポータブル電源です。
EcoFlowの大容量シリーズ「DELTA(デルタ)」よりも、コンパクトで、持ち運びに優れていて、容量もある程度あり、1泊程度の車中泊キャンプでも十分に利用できます。
さらにおすすめは、EcoFlowの160Wソーラーパネルとのセット購入です。
当チャネルやブログ経由で、この組み合わせがよく売れていてます。
RIVER2シリーズの中で大容量モデルとはいえ、容量1000Wh以下なので、保険として、ソーラーパネルがあると、日中に充電をして、容量不足をカバーできます。
半固体リン酸鉄の圧倒的な安全性!
DABBSSON DBS2300 Plus
続いて、半固体リン酸鉄を搭載した「DABBSSON DBS2300 Plus」です。
以前、DBS2300を動画でレビューしたんですが、パワーアップした改良版 Plusが出て、さらにおすすめできるポータブル電源になりました。
容量2330Whで、超大容量クラスに属します。なんと独自評価は、クラストップの4.5で、有名ポータブル電源メーカーブランド群を抜いて、首位。
しかも、圧倒的な価格差で、コスパ最強です。サポートも丁寧なので、購入後も安心できる数少ないブランドです。
こんなに安いと「怪しい」と思う方もいると思いますが、実際に実機を使ってみて、性能面の問題は全くありませんでした。
半固体リン酸鉄を搭載したポータブル電源は、有名メーカーブランドからまだ発売されていません。今後発売されるかもしれませんが、おそらく、こんなにも安い価格では、購入はできないので、見た目やブランドに特にこだわりがなければ、DBS2300 Plusがおすすめです。
サクラチェッカーで危険と出ますが、唯一の半固体リン酸鉄を搭載しているメーカーなので、他の競合から下げられている可能性もあります。実際に長期間使ってきましたが、製品の性能に問題ありません。
格安リン酸鉄で安全&高性能!
UGREEN PowerRoam2200
続いて、激安リン酸鉄モデルから1つ厳選しました!
充電器やPC周辺機器などグローバルで実績ある家電ブランド「UGREEN(ユーグリーン)」のPowerRoam2200(パワーローム2200)
世界有数のリチウムイオン電池のメーカーとして有名な企業「BYD」と共同でバッテリー開発をしたとのことで、期待と安心の電池を搭載しています。
超大容量クラス帯で容量2048Wh、出力3000Wで、全体的なバランスの良さとコスパに優れる10万円台で買える超大容量ポータブル電源です。
特に気に入ったのは、本体と台車の精度が高く、使い勝手が良いこと。
従来の取り外し可能な台車は、ボルトで止めるタイプが一般的なので、取り付けの手間があり、ストレスでした。
この台車は、ポータブル電源を乗せるだけで、固定されるので、手間要らず。しかも、タイヤが大きく安定感あります。
超大容量モデルを、とにかく安く買いたい!けど、性能スペックが高く、持ち運びの台車が付いているのを探している!と言う方に、ベストなポータブル電源です。
この機会に合わせて購入がおすすめ!
ポータブル電源と相性の良い製品
最後に、ポータブル電源と相性の良い製品の紹介です!
普段使い、アウトドア、災害時まで頼りになる製品です。
DCモーター
SwitchBotのサーキュレーター
まずは、日常使いから緊急時、アウトドアなど全てのシーンでおすすめのDCモーターのサーキュレーターです。
緊急時の暑さ対策として、扇風機あると便利ですが、ACコンセントから扇風機を動かすと、電力ロスが発生していまうため、電力に限りあるポータブル電源との相性はよろしくない。
そこで、DCモーターで省エネかつ、USBで動かせるのが、SwitchBotのサーキュレーターの強みです。
また、バッテリー内蔵していて、フル充電時で最大50時間の連続使用が可能な点もおすすめする理由です!
スマホアプリから、操作、細かい設定もできるので、わざわざ本体を操作する必要がない。
EENOUR D10 / D35
車載冷蔵庫・ポータブル冷蔵庫
続いて、車載冷蔵庫「EENOUR Dシリーズ」の10Lモデルか35Lモデルがおすすめです。
ビールや簡単なつまみ程度なら10Lで、連泊の車中泊や数人でのアウトドアなら35Lがおすすめです。
EENOUR Dシリーズは、脱着式バッテリーもあるので、ポータブル電源の電力がなくなっても、稼働することができます。
カーチャージャー
続いて、ポータブル電源のシガーソケット口に挿すことで、USBポートを増量できるカーチャージャーです。
特に、Anker 535 Car Chargerがおすすめです。
USB-C2口、USB-A1口の合計3口、増量できます。
USBでの充電は、スマホ、タブレット、ノートパソコン、LEDランタン、サーキュレーター、ポケットWiFi、カメラのバッテリーなど、結構使います。
また、ACから変換してDC充電をすると、DC→AC変換ロスが発生するので、USBやシガーソケットなどのDCからの充電がロスがない最適な充電方法です。
なので、充電関連は、ACを使わずに、USB口を増量するのがおすすめです。
USB急速充電器
続いて、急速充電器のAnker Prime Wall Charger(100W、3ポート)です。
DC、USB口が少ない、足りない場合に、AC口に指して、効率的に急速充電できる充電器です。
最大合計100Wで、一般的な96W以上の充電器と比較して、約45%も小型で、ポートが多いので、かさばりません。
例えば、MacBook Air、iPhone 14 Pro、AirPodsを同時に急速充電できます。
ポータブル電源のUSB口との使い分けは、急速で充電したいノートパソコンやスマホ、タブレットなどをこの急速充電器に接続しています。
その他の、LEDランタンやカメラバッテリー、ポケットWiFiなどは、ポタ電のUSB口で充電しています。
ACからUSBに変換すると、電力ロスが多少発生します。その為、USBポート不足の時だけ利用するようにしましょう!例えば、日中にソーラーパネルでフル充電できた状態で、効率的に複数のスマホを充電したい場合に活用できます。
モバイルバッテリー
続いて、モバイルバッテリーもおすすめです。
特に、20,000mAhで最大200WのAnker Prime Power Bankか、10,000mAhで最大30WのAnker Power Bankの2つ。
ポータブル電源があるから、モバイルバッテリーは不要だと思いますが、
ポータブル電源を持ち運べない場所に持って行ったり、万一、ポータブル電源の電源が切れてしまった時に、スマホ、タブレット、ノートパソコン、LEDランタン、その他USBで充電する機器の充電ができます。
僕も保険で、モバイルバッテリーは常に1台持っています。
延長電源タップ
続いて、延長コードの代用として、電源タップがおすすめです。
特に、Anker Nano Charging Stationか、Anker Prime Charging Stationの2つがおすすめです。
使い方として、ポータブル電源にケーブルが届かない場合や、コードが多くてごちゃごちゃする場合に、シンプルに効率的に延長します。
また、UPSやEPS対応のポータブル電源でパススルーをしながら、デスク周りの家電や充電をまとめるにも、電源タップがおすすめです。
こちらも、AC口からDC関連の充電する場合は、変換ロスが発生するので、そこまでシビアに電池残量を気にしない場合におすすめです。
僕は、自宅のデスクで、ポータブル電源に繋いで使っています。
スマートプラグミニ・SwichBotプラグミニ
ポータブル電源と組み合わせて、ぜひ使ってほしいSwitchBotプラグミニをご紹介します。
SwichBotは、専用アプリを使うことで、自宅家電の自動化を簡単に組むことができます。
帰宅したとき、ライトをつけたり、サーキュレーターを動かすなど自動化できます。
また、エコードットなどスマートスピーカーと組み合わせることで、音声で家電を動かすことができます。
ポータブル電源の充電開始と終了時間の設定や、出力のモニタリングや、家電のオンオフに使っています。夜トクプランなどと組み合わせると、節電対策になります!
南海トラフ地震に備えてポータブル電源の選び方
南海トラフ地震の大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっています。
今回、大地震が起きないことを願いますが、早い段階からポータブル電源を含めた防災グッズを揃えておいた方がいいでしょう!