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【1000Wh徹底比較】大容量リン酸鉄ポータブル電源どれがいい?Anker Solix C1000、EcoFlow DELTA 3 Plus、Jackery 1000 New

当サイトには広告が含まれますが、筆者独自の視点で作成している内容には影響を与えません。

2024年下半期、大容量1000Wh帯のポータブル電源、トップメーカーから出揃ったので、結局どれがおすすめなのか?を忖度なしで徹底解説していきます!

ポタブルン

自称、日本一のポータブル電源オタクのポタブルンです。

激戦区の容量1000Wh帯に、EcoFlowのDELTA 3 Plusが新たに追加されました!

それにより、当チャンネルやブログ宛に、質問が殺到しています。

EcoFlow DELTA 3 Plusと、Anker Solix C1000、Jackery 1000 New、どれがおすすめですか?

また、トップメーカーの容量1000Wh、これから買うなら、どれがおすすめですか?

トップメーカー5社の容量1000Whクラスの最新機種、すべて持っていますので、実機を使った感想も含め、忖度なしで、辛口レビューしていきます。

今回も、良し悪しをハッキリと言うので、メーカーさんにとって、痛い部分ではあると思いますが、視聴者ファーストを貫いていきます!

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容量1000Wh帯は、幅広い用途に対応できる万能なポータブル電源


容量1000Wh帯は、定格出力1500Wを超えるものが多いので、家庭用のコンセント同様、それ以上のスペックを誇るため、防災対策も視野に入れたポータブル電源選びでは、一つの基準になります。

ポタブルン

ポータブル電源100台以上使ってきて、容量1000Wh帯が様々な用途で、特に不自由なく快適な利用ができるので、おすすめできる容量クラスです!

容量1000Whクラス激戦区で、選び方や買うタイミングが難しい

とはいえ、価格が高く、種類が多く、どのメーカー、どの機種が自分にあっているのか?

また、そのメーカーは、信頼できるのか?

買った後のサービスは充実しているのか?など不安になります。

そんな方に向けて、記事と動画を制作しました。

ポータブル電源選びは、企業の10年以上の存続が重要

まず、ポータブル電源の超寿命化を実現した、リン酸鉄リチウムイオン電池が一般化したことにより、製品のサイクル寿命である10年以上、企業の存続が、ポータブル電源ブランドには必須条件となりました。

製品寿命が尽きる前に、倒産してしまうと、故障サービス、カスタマー、回収対応などが受けられず、最悪の場合、自治体も回収してくれず、捨てることもできない事態になります。

今回紹介するトップメーカー5社は、そんな不安がない実績と知名度のあるブランドです。

ポータブル電源選びは、この5社から選ぶのが基本だと思います。

安全設計もポータブル電選びでは最重要

また、ポータブル電源は、リチウムイオン電池を大量に搭載しているため、

各社、どんな安全設計をしているのか?も、とても重要な部分です。

ポータブル電源は、性能スペックの高さ、同様、安全性も選ぶ上で、必須条件となります。

1000Wh帯でおすすめのポータブル電源を5つ紹介

1000Whクラスの5つのポータブル電源
  • EcoFlow DELTA 3 Plus
  • Anker Solix C1000
  • Bluetti AC180
  • DJI Power 1000
  • Jackery 1000 New

EcoFlow DELTA 3 Plus

1台目、9月1日に発売したばかりの最新機種、EcoFlow DELTA 3 Plus

従来のDELTA 2は、2022年8月に発売され、今回紹介している他メーカーの5台の中で最も早く発売されたモデルで、1000Wh帯を比較する上で基準になるポタ電です。

発売当時から現在でも、めちゃくちゃ売れているポータブル電源、

そんな1000Wh帯の基準になっているDELTA 2の後継機、DELTA 3 Plusは、単純な性能の向上もありますが、今回特に注目しているのは、安全性の大幅な向上です!

容量1024Wh、出力1500W、リン酸鉄、サイクル4000回、

AC充電、56分で満充電できる最速充電です。

アプリ、UPS、パススルー、容量拡張に対応しています。

安全性については、後半で解説します!

EcoFlowは、2017年に創業、後発でありながら、一気に上り詰めたスタートアップ企業です。

斬新で機能性に優れるデザイン、バッテリー技術に特化している、チャレンジングなメーカーです。成長速度がとても早く、

クルマからの800W急速充電器やスマートデバイスなど、関連の製品も展開していて、EcoFlowのポータブル電源を持っていることで、さらに活用の幅が広がります。

最近、地震や台風が多いので、僕は、車にEcoFlowのポータブル冷蔵庫、グレイシアを積んで、ポータブル電源とソーラーパネルで、常に稼働させています。

EcoFlow製品の組み合わせで、簡単に防災、停電対策ができています。

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Anker Solix C1000

2台目、Anker Solix C1000

神カスタマー対応で有名なAnkerの自信作!

容量1056Wh、出力1500W、リン酸鉄、サイクル3000回、

AC充電、58分で満充電、DELTA 3 Plusに次ぐ速度です。

アプリ、UPS、パススルー、容量拡張に対応しています。

Ankerは、世界No.1モバイルブランドであり、幅広いジャンルで実績のある、信頼できるメーカーです。

なんといっても、カスタマーの対応が迅速で的確なので、長い期間使うポータブル電源にとっては、特に重要なサービス面が充実していて、安心できるメーカーです。

日本全国に実店舗「Anker Store」があるので、土日でも、製品について質問することできます!

購入後の不安がある方は、特におすすめできるメーカーです。

Bluetti AC180

3台目、Bluetti AC180

Bluettiの親会社PowerOakは、ポータブル電源のメーカーとして、最も古くからある企業です。

容量1152Wh、出力1800W、リン酸鉄、サイクル3500回、

AC充電、1.3時間で満充電

アプリ、UPS、パススルー、に対応しています。

Bluettiは、圧倒的な資本金、従業員、売上などから、OEMメーカーとしても、自社ブランドとしても実績があることが分かります。

だからこそ、豊富なラインナップを展開でき、細かなニーズに最適な製品を提供しています。

利用者の安全に重点を置いていて、リン酸鉄を採用したのもBluettiが一番早く、またIP65防塵防水対応や、落下衝撃から守る二重シェル構造のポータブル電源なども開発をしています。

DJI Power 1000

4台目、DJI Power 1000

ドローンやポケットジンバルカメラで有名なDJIの新作!

容量1024Wh、出力2000W、リン酸鉄、サイクル4000回、

AC充電、70分で満充電

アプリ非対応、UPS、パススルー、に対応しています。

DJIは、2006年に設立、現在では、中国のシリコンバレーと言われる深センに本社があり、アメリカ、ドイツ、日本、北京、上海、香港まで拠点を拡大し、ドローン市場で世界シェアの7割を獲得しています。

ドローンをはじめ、Osmo Pocket 3など愛用していますが、製品のデザインや機能性がとても優れていて、信頼しているメーカーの一つです。

そんなDJIから生み出された「DJI Power 1000」は、ドローンユーザー向きに思われがちですが、全体のスペックが高いので、他の用途でも十分使えるスペックです。

Jackery 1000 New

5台目、Jackery 1000 New

Jackeryでめっちゃ売れた大人気モデル「1000」の改良版です。

7月10日に発売された最新機種、

容量1070Wh、出力1500W、リン酸鉄、サイクル4000回(初期容量の70%程度)

AC充電、60分で満充電

アプリ、UPS、パススルー、に対応しています。

カリフォルニアデザインのオレンジカラーが特徴的なJackeryは、世界累計販売台数400万台の実績があり、安定感あるポータブル電源ブランドです。

豊富な販売実績やフィードバックにより、無駄を省いたシンプルな設計で、改良を重ねて、毎回新製品になるごとに、良い製品に仕上がっていると思います。

容量1000Wh帯のポータブル電源を詳しく比較

では、5台のスペックをざっくり理解した上で、ここからは、詳しく比較をしていきます。

まずは、基本的な性能の比較、次に、出力の詳細やポート数の比較、その次に、静音性、安全設計について、最後に、購入後のカスタマーや保証、回収サービスの比較をしていきます。

基本スペックの比較

ハイライトしている項目が優れています。

容量は、Blueti AC180の1152Whが最も多く、次にJackery 1000 Newの1070Whですが、そこまで大きな差はありません。

容量拡張は、DETLA 3 Plusが2kWh~最大5kWhまで幅広く拡張できます。

従来のDELTA 2やDELTA 2 Maxの拡張バッテリーにも対応しているのもいいですよね。

Anker Solix C1000は、2kWhまでとなります。

そのほか3機種は、拡張に対応していません。

Bluetti AC180は、拡張バッテリーから専用ケーブルで充電することは可能です。
拡張ではないので、注意!

定格出力は、DJI Power 1000の2000Wが最も高く、次にBluetti AC180の1800W。

DJI Power 1000は、特別な出力仕様で、バッテリー残量20%以上は、定格2000W、20%を下回ると1800Wになります。

電力リフトは、Bluetti AC180の2700Wが最も高く、次に、DELTA 3 PlusとAnker Solix C1000の2000Wです。

電圧を下げて出力範囲を広げるため、電圧保護機能のある機器には利用できません。

電池は、すべてリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しています。

サイクル寿命は、DELTA 3 PlusとDJI Power 1000の4000回80%が最も優れています。

サイズ合計は、Jackery 1000 Newの798mmが最も小さく、リン酸鉄1000Wh帯で800mmを切るのは、現状Jackery 1000 Newだけです。

重量もJackery 1000 Newの10.8kgが最も軽く、次にDELTA 3 Plusの12.5kgです。

充電速度は、DELTA 3 Plusの56分が最速で、次にAnker Solix C1000の58分、Jackery 1000 Newの60分です。

ソーラー充電入力は、DELTA 3 Plusの1000Wが最も高く、1000Wh帯は、400W~600Wが多いので、平均よりも倍高いスペックです。次にDJI Power 1000の800Wです。

DELTA 3 Plusは、容量拡張の幅が広い為、蓄電容量とソーラー入力のバランスを取るために、ソーラー入力も高くしていると思います。

ポタブルン

DELTA 3 Plusのソーラー1000Wは、めちゃくちゃ嬉しい仕様です。

続いて、UPSやEPSはすべての機種対応していて、最も切り替え速度が速いのは、DELTA 3 Plusの10msです。

20~30msでも家庭用の家電のUPS対策として申し分ないスペックですが、速いに越したことはないですね。

僕は、自宅のデスクトップPCで動画編集やブログ記事の作業をしているので、UPS対策で、ポータブル電源を繋いでいます。

今まで、数回程度ですが、作業中に停電して、ポタ電のお陰でデータ破損などなく、快適に安心して過ごすことができています。

また、オンラインゲームもするので、PS5やWiFi機器にも接続しています。

出力ポート数と出力性能の比較

続いて、出力ポートをみていきます。

AC出力ポートは、DELTA 3 PlusとAnker Solix C1000の6口が最も多い。

USB-A出力ポート数は、Bluetti AC180の4口が最も多い。

出力の高さは、DELTA 3 Plusの合計36W急速2口が優れています。

UBS-C出力ポート数と出力性能は、DELTA 3 PlusとDJI Power 1000のPD3.1、28V、140W、2口が最も優れています。

数年後のデジタル製品に合わせた先を見据えた設計になっています。

ポータブル電源は、サイクル数が長いため、買い換えるまでに、PD3.1に対応したデジタル製品、増えていきます。

そのため、PD3.1あると、幅広いデバイスの充電を快適に早く効率よくできます。

PD3.1に対応していないポータブル電源の場合は、ゆっくり充電するか、対応のソケットとケーブルをACに接続して、充電する形になり、DCAC変換ロスが発生するので、容量に限りがあるポータブル電源では、不利になります。

続いて、シガーソケットは、DJI Power 1000が別売りで拡張する形になります。その他の機種、すべて1口搭載しています。

続いて、DC5521ポートは、DELTA 3 Plusのみで、12.6V、最大3A、2口あります。

DC5521は、シガーソケットに変換して、使えるので、車載家電を複数使う場合は、とてもありがたいです。

ACから取ると、変換ロスが発生するので、容量に限りがあるポタ電では、重要なポートです。

続いて、ワイヤレス充電は、Bluetti AC180が最大15W、1口ついています。

しかし、最新のQi2(チー・ツー)のように、磁力で固定できないので、スマホがズレて、充電できない場合が多く、とても使いにくい充電です。

運転中に、充電しようと思ったら、ブレーキした途端に、スマホが飛んでいったりするので、危ないですよね。

せめて、滑りにくい設計にして欲しかったですね、、、

Qi2対応の充電器、Ankerなどから出ているので、コードレスで充電したい方は、充電器自体を買って、ポータブル電源に接続した方が、圧倒的に使いやすいです。

合計ポート数は、DELTA 3 Plusの13口が最も多いです。

ポート数が少なく足りない場合は、ACタコ足やシガーソケットからUSB変換などで対応できますが、はじめからあるに越したことはないです。

動作音(dB)の比較

続いて、静音性を見ていきます。

昔に比べて、最新機種は、とても静かになりました。

特に、Bluetti AC180を除く、4機種は、30dB以下でとても静かです。

使用環境、温度、出力や充電の高さによって、動作音は変動します。

30dB以下だと、車中泊など、真横においての利用でも、気にならないレベルです。

安全設計の比較

続いて、安全設計について見ていきます。

各社、独自の安全設計や、各種認証を取得していますが、ここでは、特に注目したい部分を厳選しています。

特に、EcoFlow DELTA 3 Plusの安全設計がかなり、凄いことになっています。

独自のX-Guardという安全設計を採用していて、三重の保護、主に、バッテリーのIP65防塵、防水対応、BMS、爆発や火災を回避する火災防止技術を搭載しています。

万が一、火災が発生した場合でも、バッテリーは30秒以内に自動消化するよう設計されています。その他、高温時でも火災が広がるリスクはありません。

各社、リン酸鉄を採用したことにより、発火のリスクは、従来の三元系に比べて、かなり下がっていますが、それでも発煙や最悪の場合、発火などのリスクもゼロではないので、安全設計の強化は、大きな課題となっています。

そして、バッテリーのIP65は、業界初となります。

ポータル電源自体のIP65は、Bluetiiから、AC60やAC240など、出ていますが、

同容量クラスで比較した時に、価格が高く、重量もかなり重くなります。

それらも持っていますが、実際に使用してみると、出力ポートのキャップを外したりする手間、重さなど、使い勝手が悪いと思う部分が多く、結局、使っていないです。

しかし、DELTA 3 Plusは、価格や重量が、同容量クラスと比較しても大差なく、使いやすい設計です。

他には、Anker Solix C1000のinfini Powerにより、電子部品の発熱を抑制し、電子部品も長寿命化を実現していたり、DJI Power 1000の高強度構造により、最大100kgの耐荷重など、

各社、さまざまな安全対策をされています。

しかし、DELTA 3 Plusのバッテリー自体のIP65や、自動消化プログラムなど、一歩上をいく印象です。

他は、燃えないような工夫をされていますが、万が一、燃えてしまった場合の対策は、DELTA 3 Plusだけですね。

DELTA 3 Plusの安全設計が、今後、ポータブル電源のベースになると嬉しいです。

購入後のサービス面の比較(カスタマー・保証・回収)

続いて、カスタマー、保証、回収についてみていきます。

カスタマーは、Ankerが一歩突き抜けている印象です。豊富な問い合わせ方法と、日本人カスタマーが製品を熟知していて、的確に迅速に回答が来ます。

続いて、DJIは、リアルタイムチャット、LINEでの問い合わせで、比較的スムーズに解決できました。1日とありますが、2時間程度で解決できました。また、DJIの公式サイト上で、使い方のチュートリアルなど分かりやすいです。

また、EcoFlowもメールと電話以外に、アプリ内でリアルタイムチャットがあります。簡単な問い合わせの場合は迅速で、複数の質問の場合は、メールにて回答になります。

回収サービスは、対応しているメーカーから選んだので、当然ですが対応しています。

保証も5年間ですべて同じです。

ポータブル電源は、サイクル寿命が長いので、カスタマーなどの充実は、選ぶ上で重要な項目です。

ポータブル電源に限らず、別ジャンルですでに実績があるAnkerやDJIは、カスタマー部門がすでに確立しているので、素晴らしいですね。

また、後発ブランドでありながら、急成長しているEcoFlowもカスタマー面に置いて、頑張っている印象です。

ポータブル電源のみ取り扱うメーカーさんは、なかなか、カスタマーに人件費を避けないと思うので、この点の格差は、すぐに解決できないと思います。

容量1000Wh帯のポータブル電源の良い点と残念な点

では、それぞれの良い点と残念な点を、紹介します。

EcoFlow DELTA 3 Plusのメリットとデメリット

まずは、EcoFlow DELTA 3 Plusの良い点

  • 安全設計が向上している点
  • 高性能、ソーラー1000W
  • 拡張の幅の広さ
  • アプリの豊富な設定

などがあげられます。充電率の調整ができるのは、とてもありがたいですね。

残念な点は、現状ありません。

Anker Solix C1000のメリットとデメリット

次に、Anker Solix C1000の良い点

  • 全体のバランスが整っていること
  • 比較的、軽量コンパクト
  • Ankerの信頼感とカスタマー

残念な点は、

長期間、日常的に使ってみて、アプリでの設定項目の少なさが不利かなと思いました。

個人的には、EcoFlowのように、充電率の下限上限の設定ができたら良かったなと思います。

アプリのアップグレードで解決できるのであれば、今後期待です。

Bluetti AC180のメリットとデメリット

続いて、Bluetti AC180の良い点

  • 電力リフト2700Wと、本体容量が若干多いこと

残念な点は、

最も大きく重いこと、他が11~13kg程度に対して、16.4kgは、重すぎますね。

公式サイトでは、片手で軽そうに持っている写真が写っていますが、片手で容易に持ち運ぶのは、難しいと思います。筋トレですね。

DJI Power 1000のメリットとデメリット

次に、DJI Power 1000の良い点

  • 定格2000Wの高出力
  • ソーラー充電、最大800W
  • 耐荷重100kgの丈夫さ

残念な点は、

ポータブル電源では、珍しいSDCポートを搭載していて、活用するために、別途拡張コードを買う手間があり、コードが増えるので、シンプルな使い方ができない。

また、アクセサリーを揃えると、価格も上がってくるので、コスパ面で不利になります。

Jackery 1000 Newのメリットとデメリット

最後に、Jackery 1000 New

  • 軽量コンパクトで、アウトドアの利用に特に向いています。

残念な点は、

  • ポート数が少ない
  • 容量の拡張できない
  • 表記が分かりずらい。4000回(70%)

ポータブル電源業界では、初期容量の80%で表記するのが一般的ですが、70%にして、他よりも優れているように見せているのか分かりませんが、80%の時に何サイクルなのか?を示してくれると、ユーザー目線で考えた時に、比較がしやすいので、良いと思いました。

容量1000Wh帯のポータブル電源、本音レビュー

続いて、それぞれのポタ電、結局、良いのか?微妙なのか?白黒させます。

一生懸命、製品開発をされている方がいるので、リスペクトした上で、実際に使ってみた感想を含め、一人のポタ電オタクとして、レビューします。

EcoFlow DELTA 3 Plusは、1000Wh帯でベストバイ決定!

まずは、EcoFlow DELTA 3 Plusは、

容量1000Wh帯で、最も性能面、安全面が優れる、おすすめできるポータブル電源です。

ポタブルン

僕は、今までAnker Solix C1000をメイン機で使っていましたが、DELTA 3 Plusの発売により、乗り換えました。

忖度なしで、毎回、使ってよかった最もおすすめできると思う機種に乗り換えています。

拡張性の幅があり、ソーラー入力の高さ、アプリの豊富な設定や制御、最新の安全設計など、全体的なスペックや質の高さが、決め手になりました。

また、実際に使ってみて、AC出力ポートが前面に来たことにより、使いやすくなり、ファンが左右ではなく、前後についたことにより、設置もしやすくなりました。

発売初期のセール価格で、10万円を切るので、極端に価格が高いこともなく、拡張性も優れているので、ポタ電単体だけ買っておくのもありです。

従来のDELTA 2やDELTA 2 Maxの拡張エクストラバッテリーにも対応しているので、すでに持っている方も、買い換えやすいです。

また、EcoFlowは、デルタシリーズと互換性ある、スマートデバイスも展開していて、今後も増えてくると思いますので、メリットが豊富なのも、おすすめできる理由です。

Anker Solix C1000は、1000Wh帯でバランスよく、サポートも充実

続いて、Anker Solix C1000は、

1000Wh帯でバランスの良いポータブル電源だと思います。

無駄を削ぎ落とすのではなく、全体のスペックを底上げしているのにも関わらず、サイズや重量をミニマルにした素晴らしい製品です。

また、Ankerのカスタマーは、唯一無二なので、購入後に何か問題があった時でも、直ぐに問い合わせして解決したい!という方に、おすすめです。

DELTA 3 Plusに乗り換えると言いましたが、Anker Solix C1000も十分に素晴らしいポータブル電源であることは、変わりません。

Bluetti AC180は、1000Wh帯で大きく重たいので、おすすめできない

続いて、Bluetti AC180は、

容量が若干多く、電力リフト2700Wと突出した性能もありますが、重量やサイズが他と比べて大きいのが、残念な点です。

1000Wh帯は、ギリギリのポータブル性と性能のバランスがとても大事だと思います。

Bluettiは、特にラインナップが豊富なので、細かいニーズに向けて、個々で製品開発をしているように見えます。

なので、電力リフト2700Wを求める方には、マッチする素晴らしい製品だと思います。

DJI Power 1000は、独自のポートが使いにくく、おすすめできない

DJI Power 1000は、

出力性能、ソーラー充電性能が特に優れていて、またUSB-Cの先を見据えた140Wなど、優れる性能が多いです。

ポータブル電源は、製品の入れ替わりが早く、、すぐに古いモデルになってしまいます。現状のUSB充電規格に合わせた仕様だと、寿命の長いポータブル電源にとっては、最適な仕様ではないように思えます。

コロコロ買い換える訳には、行かないので、数年後でもデバイスの急速充電に対応できるのは、良い考え、設計だと思います。

しかし、独自のSDCポートが使いにくい印象です。

専用の拡張コードを付け替えることで、ドローンを急速充電できたり、シガーソケットを追加したり、ソーラー充電ポートに変換したりなど、カスタマイズ性は優れていますが、

その分、別途揃えるコードが増え、その時その時で付け替えないといけないので、手間があり、コードが増えかさばってしまいます。

なので、やはりDJIドローンユーザー向きに特化したポータブル電源です。

Jackery 1000 Newは、1000Wh帯で最も軽量コンパクトでアウトドア向き

最後に、Jackery 1000 Newは、

無駄を削ぎ落とし、軽量コンパクトに特化したポータブル電源です。

電力リフトや容量拡張機能をなくし、ライバルと戦うのではなく、独自の知見を元に、ニーズに最適な製品に仕上がっていると思います。

機能を削ぎ落としているので、他と比較が難しいですが、シンプルに拡張なしで、単体でポータブルに使いたい!という方に、特におすすめできるポータブル電源です。

なので、防災や停電というよりは、アウトドア向きな機種になります。

容量1000Wh帯のポータブル電源のセール価格とコスパ

続いて、通常価格、セール価格とコスパ、生涯容量をみていきます。

セール価格は、各セールによって変動するので、あくまで目安にしてください。

生涯容量は、サイクル数80%で計算しています。

Jackery 1000 Newは、4000回70%なので、3000回80%で計算しています。

費用対容量、コスパは、100円を切るとお買い得なので、それぞれ通常価格だと、コスパ悪く、セール時、10万円を切る価格が、買うタイミングの目安になります。

公式サイト、Amazon、楽天などECサイトによっても、価格やクーポンの有無、ポイント還元率なども変わりますので、セール記事をご確認ください。

ポータブル電源のセールやクーポン情報まとめ

生涯容量は、DELTA 3 PlusとDJI Power 1000が最も多いです。

節電対策で考える場合は、生涯容量が多い機種を、セール時に買うのがベスト。

また、容量の拡張やソーラーパネル入力の高さも節電や防災用途でのスペックでは、必要になるので、それらを加味すると、DELTA 3 Plusがベストな選択かと考えます。

DJI Power 1000は、拡張できないので、正直、節電や防災面では、1000Whだと容量不足に感じます。

3つの用途別でベストバイを決める!

では、ここからは、

1000Wh帯のポータブル電源、用途別でベストバイを決めていきます。

用途は、1泊程度の車中泊キャンプ、連泊車中泊、防災節電対策の3パターンです。

1泊程度の車中泊キャンプでは、Jackery 1000 Newがおすすめ!

1泊程度の車中泊キャンプでは、Jackery 1000 Newが最もおすすめできます。

理由は、1000Wh帯で、特に軽量コンパクトだからです。

他の性能向上や機能充実を犠牲にして、ポータブル性を重視した設計に振り切ったことで、1000Whクラスでありながら、中容量700Whクラスの機種と並べても、サイズ重量で、差がほとんどない素晴らしいポータブル電源です。

1泊程度のアウトドアなら、容量の拡張性やソーラー入力の高さは必要ないので、それ以上に、いかにコンパクトか、が重要になってきます。

まさに、そんな用途にマッチするポータブル電源です。

連泊の車中泊では、EcoFlow DELTA 3 Plusがおすすめ!

続いて、連泊車中泊の場合は、容量拡張できるDELTA 3 PlusかAnker Solix C1000が候補に上がってきます。

1000Whあれば、数泊足りることもありますが、夏や冬などオールシーズンで考えた時に、容量不足になります。また急な雨や山の上など比較的、寒い場所など、柔軟に対処するためにも、2000Whは欲しいです。

では、2機種でどちらを選ぶか?どちらも本体のサイズや重量は、大差なく、また拡張バッテリーも本体より小さい設計なので、設置場所のスペースで見ると、変化はあまりないです。

しかし、車中泊で考えた時に、EcoFlowの車から最大800W充電できる、オルタネーターチャージャーを導入したり、EcoFlowの冷暖房使えるポータブルエアコンを動かす場合など、DELTA 3 Plusだと恩恵がかなりあるので、総合的にみて、DELTA 3 Plusがベストな選択だと考えます。

防災停電対策では、EcoFlow DELTA 3 Plusがおすすめ!

最後に、防災停電対策では、容量拡張の幅が広く、ソーラー入力が最も高く、アプリで豊富な設定、制御ができるDELTA 3 Plusが群を抜いて、おすすめです。

防災視点で考える時に、2kWh以上のポータブル電源を買った方がいいのでは?と考える方も多いかと思います。

しかし、2kWh以上は、20kgを超えるので、持ち上げるのに苦労します。防災用途とはいえ、部屋の中を移動したり、万が一、外に持ち出すことも考えると、最適な選択とは言いにくいです。

なので、1kWhのポータブル電源に、拡張バッテリーを追加することで、ポタ電単体では、12.5kgで最低限のポータブル性もあり、容量拡張で、しっかりと防災面もカバーすることができます。

また、ポタ電と拡張バッテリーではなく、1kWhの同じポタ電2台買った!という声も少なからずあります。多少値段が上がりますが、2台あることで、別々の場所で使うことができたり、1500W程度の家電を同時にそれぞれで動かすこともできます。しかし、それぞれ充電しないといけないので、手間がかかります。

また、ソーラー1000Wの入力の高さは、容量拡張後に本領発揮するので、個人的には、拡張バッテリーを推奨しています。

もちろん、予算あって2台欲しいという方は、それでも良いと思います。

まとめ:容量1000Wh帯では、特にDELTA 3 Plusがおすすめ!

以上で、トップメーカー5社の1000Wh帯ポータブル電源を徹底比較してきました。

EcoFlow DELTA 3 Plusの発売により、1000Wh帯の基準スペックが上がり、ポータブル電源全体の安全設計も上がってくると思います。

従来機のDELTA 2は、1000Wh帯の基準を作り、DELTA 3 Plusがさらに安全性やその他全体の性能アップをしたことにより、1000Wh帯の基準を底上げしてきました。

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