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ポータブル電源の購入相談で10件以上いただいた質問に回答します。
|質問内容
EcoFlow DELTAシリーズで「DELTA mini」「EFDLETA」「DELTA 1000」の3機種で迷っているのですが、比較が難しく、ぜひ助言をいただきたいです。予算は10〜13万円台です。有力候補は「DELTA mini」です。
EcoFlowの人気「DELTA」シリーズで最も小型機種「DELTA mini」を「EFDLETA」「DELTA 1000」の二機種と比較していきます。
メリット
デメリット
早速、結論です!
当サイト(ポタブルン)では「DELTA mini」を最もおすすめします。
DELTAシリーズは「EFDELTA」「DELTA1000」「DELTA mini」の順で発売され「DELTA mini」からEcoFlowアプリとX-Boost機能が利用可能となりました。
本記事で紹介している3機種は、電池の種類が三元系リチウムイオン電池ということもあり、寿命(サイクル数)が少ないため、日頃から急速充電(X-Streem技術)を使うことで、バッテリーへの負担が大きくなり、劣化を早めてしまう原因になります。
充電速度の調整も「DELTA mini」から行えるようになり、バッテリーの劣化を防ぐことが可能です。
正直、価格が同じでも「DELTA mini」をおすすめしたいほど、容量だけじゃない、性能面の向上があげられます。
EFDELTAの後続モデルが2022年8月下旬に発売されるので「DELTA mini」と比較して、どうなるか?とても楽しみです。
単純なスペック面での独自評価は、下記のスプレットシートから確認できます。
ポータブル電源を比較する項目は、とても多く主観的な意見にならないよう。各性能ごとに評価軸を設定し、5段階評価で結果を出しています。また、表記されている容量と実際に利用できる容量は異なります。そのような計算もして、60台以上のポータブル電源の評価をデータ化しています。
5つの評価基準(出力・容量・安全性・寿命・サイズ)で評価をし、評価が平均3.5以上のポータブル電源をおすすめしています。(評価一覧シート)掲載数(93台)
\ 随時、更新しています /
|EcoFlow Technology(エコフローテクノロジー)
EcoFlowは、2017年に設立したポータブル電源の最先端を駆けるスタートアップ企業です。電源開発事業部のトップや化学材料メーカー経営者を含む元DJI社員3名+元米経済開発センター投資マネージャーの4人で立ち上げ、現在は700名の従業員にまで成長しています。
本社社名 | EcoFlow Technology Ltd,. |
日本支社 | EcoFlow Technology Japan株式会社 |
公式サイト | https://jp.ecoflow.com/ |
電話 | 03-6666-8366 |
メール | ご注文に関連すること hello.jp@ecoflow.com 製品に関すること support.jp@ecoflow.com |
受付時間 | 平日10:00〜12:00、13:30〜17:00 祝祭日を除く |
EcoFlowは、ポータブル電源だけでなく、ポータブルクーラー(EcoFlow Wave)やオフグリッドシステム(EcoFlow パワーシステム)などの開発販売もしています。
とても勢いがあるスタートアップ企業です。正直、目が離せない。
まず、比較するDELTAシリーズの3機種を簡単に紹介します。
1台目は「DELTA mini」です。
DELTAシリーズで一番小さい機種なことから、女性にも人気なポータブル電源です。重量は11kgで女性でも持ち運びができる重さです。
2台目は「EFDELTA」です。
DELTAシリーズの初号機として、クラウドファンディングで2.8億円集めた、話題になった機種です。当時、ポータブル電源の充電時間は、5時間以上のものが一般的で、急速充電という機能を搭載している機種はありませんでした。
今では、EcoFlow以外のメーカーブランドでも、急速充電は一般的になりつつありますが、それでも、EcoFlowのX-Streemテクノロジーは圧倒的な速さです。
「EFDELTA」はアプリ連携やX-Boost技術が搭載されていないことから、古い機種に思われがちですが、容量1000Wh以上・出力1000W以上のバランスの良い機種です。
「EFDELTA」の実機レビューはこちら
EcoFlow EFDELTA 実機レビュー!ポータブル電源を徹底解説
3台目は「DELTA1000」です。
「DELTA1000」は「EFDELTA」とそっくりで寸法や重量が同じです。
唯一の違いは、容量とサイクル数です。なぜ大差ない容量モデルをあえて開発したのか?気になるところですが、実際、DELTA1000を利用している方もいます。
「EFDELTA」の下位モデルというのがイメージしやすい。
DELTA mini | EFDELTA 1300 | DELTA1000 | |
---|---|---|---|
出力 | 1400W サージ2100W | 1600W サージ3100W | 1600W サージ3100W |
X-Boost | 1800W | ||
容量 | 882Wh | 1260Wh | 1008Wh |
サイクル数 | 800回 | 800回 | 500回 |
電池種類 | 三元系 | 三元系 | 三元系 |
サイズ | 378×184×240mm | 400×210×270mm | 400×210×270mm |
重量 | 11kg | 14kg | 14kg |
定価 | 115,500円 | 139,500円 | 129,800円 |
費用対容量 | 131円 | 111円 | 129円 |
最安値 | 86,620円 | 110,400円 | 97,350円 |
生涯容量 | 705,600 | 1,008,000 | 504,000 |
アプリ接続 |
まずは、基本スペックの比較をしていきます。薄いオレンジが優れる項目です。
「DELTA mini」のみX-Boost技術が搭載されていて、1800Wまでの家電を利用することができます。
「EFDELTA」「DELTA1000」の定格1600Wより200W上回る数値です。通常は1400Wで利用して、1800W未満の高出力家電を利用する時だけ、アプリでX-Boost機能をオンにするのが、最適な使い方です。
また、アプリ接続も「DELTA mini」のみ対応しています。
アプリを利用しなくても設定できるのが理想ですが、ポータブル電源本体のボタンが増えたり、操作性が複雑になるため、本体はシンプルにアプリで詳細設定ができるのは、利用環境を丁寧に考えられていると感じます。
アプリで地味に嬉しい機能は、操作音のオンオフ設定ができること。
EcoFlowは、操作オン「ピッ」という音が、大きくて、毎回なると気になります。特に夜、ボタンを押すと、ペットが起きてしまったり、、、
「DELTA1000」だけサイクル数500回な点が気になります。また、生涯容量(容量×サイクル数)は「DELTA mini」より「DELTA1000」の方が少ない結果となりました。
「DELTA1000」はDELTAシリーズで最もサイクル数が少なく短命です。
防災の備えとして普段は滅多に使わない。という場合は、いいですが、定期的に利用したい!と考えている方には、サイクル数が多い「DELTA mini」「EFDELTA」をおすすめします。
DELTA mini | EFDELTA 1300 | DELTA1000 | |
---|---|---|---|
AC | 1400W ×5 | 1600W ×6 | 1600W ×6 |
USB-A | 12W×2 | 12W×2 | 12W×2 |
USB-A急速 | 18W×2 | 18W×2 | 18W×2 |
USB-C | 100W×1 | 60W×2 | 60W×2 |
シガーソケット | 126W×1 | 108W×1 | 108W×1 |
DC 5521 | 38W×2 |
出力ポートを比較していきます。
「DELTA mini」は、AC出力5口に対して「EFDLETA」「DELTA1000」は6口あります。
2年以上「EFDELTA」を使ってきましたが、AC出力を同時に3,4口以上利用することはありませんでした。
あった場合でも延長コードで代用できるので、AC出力ポート数の1口の差は、気にしなくていいと思います。
USBポート数は、ポータブル電源の強みでもある為、多いに越したことはありません。
「DELTA mini」のUSB-Cポートは1口ですが、100W対応なので、MacBookに急速充電ができます。USB-Cポートはもう一口欲しいですね。
USB-Cの100Wはあると、とても便利です。実際にMacBook Proで出先仕事することがあるので、短時間で急速充電できる為、運転中にサクッと充電ができるのが良いポイントです。
DELTA mini | EFDELTA 1300 | DELTA1000 | |
---|---|---|---|
容量 | 882Wh | 1260Wh | 1008Wh |
AC充電 | 900W 1.6h | 1200W 1.6h | 1000W 1.6h |
AC充電速度調整 | |||
ソーラー充電 | 300W 11-75V/10A | 400W 10-65V/10A | 400W 10-65V/10A |
カー充電 | 12V-24V/8A | 12V-24V/10A | 12V-24V/8A |
「DELTA」シリーズは、すべての機種でX-Streem技術により急速充電できます。
この「X-Streem」は、とても便利ですが、バッテリーに負担がかかり、寿命を短くしてしまう可能性があります。その為、充電速度の調整が可能な「DELTA mini」がベストです。
ソーラー充電性能は「EFDLETA」「DELTA1000」が400Wで「DELTA mini」の300Wよりも優れます。「DELTA mini」の容量が最も少ないため、ソーラー充電入力が300Wでも十分な性能だと考えます。
「DELTA mini」をEcoFlow 160Wソーラーパネル2枚を繋いだ場合は、最速4時間でフル充電ができます。
DELTA mini | EFDELTA 1300 | DELTA1000 | |
---|---|---|---|
パススルー | |||
EPS | 30ms | ||
UPS |
「DELTA mini」は、パススルーとEPSに対応しています。UPSには対応していないため、本格的な無停電電源装置としては利用できません。
ポータブル電源の充電が完了している状態で、家のACコンセントにポータブル電源を接続し、ポータブル電源にEPS利用したい家電を接続することで、パススルー状態で利用できます。その際に、停電などの原因で、家のACコンセントからの給電が遮断された場合、30ms以内に本製品のバッテリーから直接電力供給が行われるモードに自動的に切り替わります。
EcoFlow のDELTA Pro、DELTA MaxとDELTA Miniには、電力を自動で切り替え供給する「EPS機能」が内蔵されております。オフィスに設置すれば、デスクトップパソコンやサーバーのバックアップ電源として大事な機器を、飲食店に設置すれば、防犯カメラや業務用冷蔵庫の補助電源としてあなたのお店を守ります。
EcoFlow 公式サイト:無停電電源装置とは?ups無停電電源装置の選び方
パススルー対応していない「EFDELTA」「DELTA1000」は、充電をしながら、出力を利用するとバッテリーの劣化を早めてしまう原因になります。注意が必要です。
対応しています。本体の充電が完了した状態で、パススルー状態となります。
EPS(30ms)として利用ができます。本格的な無停電電源装置としては利用できません。
専用EcoFlowアプリで設定できます。
本体の電源を入れて、電源ボタンを長押しで切り替えができます。またアプリで切り替えも可能です。
以上で「EcoFlow DELTA miniとEFDELTAとDELTA 1000どれ?エコフローのポータブル電源を徹底解説レビュー」をしてきました。
「DELTA」シリーズは「DELTA mini」「EFDELTA」「DELTA1000」のほかに「DELTA MAX 1600」「DELTA MAX 2000」「DELTA PRO」があります。本記事で紹介した3機種は「DELTA」シリーズの中で容量が少ないクラスでこの3機種の中で購入を迷う方から多く相談を頂きました。
本記事での回答は「DELTA mini」が高性能で最もおすすめできる機種でした。
「EFDELTA」の後続モデル「DELTA2」も「DELTA」シリーズの容量が少ないクラスに入ってくると思いますので、今後「DELTA mini」か「DELTA2」かどっちがいい?という質問も増えてくると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。